- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094512243
作品紹介・あらすじ
ぼく達は呆然としていた。理科の実験中、教室の窓ガラスを破ってハリウッド映画で見るような重装備の兵士が飛び込んできたのだ。兵士は本物にしか見えない銃を突き出す。「全員動くな」。男子生徒の一人が兵士の言葉に逆らって脱出を図る。超能力者の彼なら逃げのびて助けを呼んでくれるかも!しかし、ぼくの期待もむなしく、銃が火を噴き、彼は動かなくなった-超能力が一般化した近未来日本、巨大すぎる力ゆえに命を狙われる中学生の戦いを描くサイキックサスペンス!第4回小学館ライトノベル大賞優秀賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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ラストの一文ですごくゾッとしました。ただ、そこに至るまでがちょっとしんどかったかな。文章が説明的というか淡々してるというか、あまり自然な感じがせず、読みにくかった印象。部隊が乗り込んでくる設定も無理があるし、それが書きたかっただけなような気がしました。
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全1巻。誰が世界を滅ぼすのだろう…
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内容は物語として成立しており、普通に読めるレベル。一冊の本としてみると色々と酷い。
1.デビュー作なのに、あとがきも解説もない。小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞したことはあらすじからしか分からない。
2.イラストが物語を全く表していない。羽海野チカの絵柄で GANTZが描かれているようなもの。絵が下手だという訳ではない。ヒロインがまるっこく可愛らしく描かれているが、文章によると身長160cm代の美人。絵師の選択ミス。表紙はデザインセンス皆無。
3.題名になんのひねりもない。洋画の題をカタカナに直しただけのようなタイトル。
編集にセンスがあれば、もっと手に取られる本になったはず。あまり売れなかったのか、発売から一年経っても次作が出ていないし。 -
常に緊張感のある感じでよかった。
題名の感じとか内容から作者の人はきっと洋画が好きなんだろうなと思った。 -
テロリストが授業中の教室を襲ってきたら……な話。なるほど、そういう展開か
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テロリスト達の行動が突っ込みどころありすぎる。あとで理由は語られるものの、テロリストの目的を考えると、やっている事は悪手としか思えない。
オチは結構好みだったかな。 -
久しぶりに、シリーズ化はしにくそうなラノベを読みました。(悪い意味でなく)
突如、学校を占拠したテロリストから好きな女の子を守る、という中二病全開なシチュエーションから始まります。
主人公は、基本ヘタレですがやるときはやる男の子のようです。
脱出もののフォーマットで最後まで緊張感が持続したまま読み終われます。
あ、デビル17シリーズほどじゃないですが、結構バイオレンスなので、暴力表現が苦手な人は注意してください。