羽月莉音の帝国 4 (ガガガ文庫)

著者 :
  • 小学館
4.11
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本棚登録 : 186
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094512304

作品紹介・あらすじ

世界一の原子力企業ウェスタンユニオンを手に入れるため、その親会社EEにTOB(株式公開買付)を仕掛けることになった…というか莉音やアクアス立花社長にけしかけられた俺。だがEEは世界第14位の超大手総合家電メーカー。資金のアテもないのに本当に買収できるのか?そう思いながらTOBを発表すると、マスコミやネットでは革命部バッシングの嵐、嵐、嵐!しかしあまりに不自然。どうやら今回の革命部批判、ウラで誰かが糸を引いているようだ…。虚を突く買収戦略へと疾走する経営ラノベ第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 2016.12.2 読了
    2016-79

  • 建国を目指す高校生たちの物語の第4話
    今回は世界14位の超大手メーカーにTOBを仕掛けるも裏から手をまわした大物が……

    遂にギガスが発動しました(笑)
    息もつかせない展開で最後までどうなるかわかりませんでした。
    後半にちょっと失速したけど、次回に向けてしっかりと種をまいていたのでそこに期待がかかります。
    なんとなくだけど、荒れそうだな。

  • 新国家建国のために必要な防衛力としての
    核兵器開発のために必要な企業の買収のため
    空TOBなるものを仕掛けようとする革命部.
    TOBを宣告してから急にマスコミすべてがバッシングを開始した.
    どうやらこのバッシングには戦後の日本を裏から牛耳ってきた男が関わっているらしい.
    そして莉音に暗殺の手が….

    そんなわけで4冊目ですね.
    なかなか面白かったよ.
    だけど,もう厨二病のアイツがジャマで仕方ない.
    あいつだけ暗殺騒動で殺されちゃえばよかったんじゃね?
    いや,マジで.

  • 激震w
    フィクサー登場!原子力開発に手が届く!
    フィクサーデレた?銀行買収!恒太についに活躍の場がw
    5巻に続く。

  • ドキドキした、させられた。今回ここに手をつけるのは、いずれやるとは思ってたけど。
    全体的に、挿絵のタイミングがおかしいよな。

  • EE買収劇から、政財界の黒幕登場しつつ、死にかけつつ、生き残ってみて、銀行買ったら、なぜか頭取になりやがったって話。面白い。

    360頁

  • 巻が進むごとに面白くなってくる。「政財界の黒幕」児玉誉士夫っぽい人まで出てくるけど、その話に対する匙加減が絶妙。

  • 予想外に難航するEE買収。
    マスコミに圧力をかけ革命部を窮地に追い込む右翼の大物フィクサーとの対決。
    今回もスリリングです。

    本の内容からは脱線するけど、件の大物右翼・海胴のキャラ設定があまりにはちゃめちゃで「そんな馬鹿な」と思っていたけど、まさか実在のモデルがいるとは。
    著者があとがきでそう書いていたので興味をひかれ調べてみたところ、海胴の経歴は戦後日本の政財界のフィクサーとして君臨した児玉誉士夫からの引用でした。
    旧海軍由来の巨額の秘匿資産、逆コース、CIAへの裏切り、全国の暴力団の統一、そしてフィクサーへ・・・
    すごい人物もいたもんだ。

    本編は最後で大笑いした。
    次巻も荒れそうだ。

  • 201103

  • 3
    銀行頭取就任まで

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著者プロフィール

小説家、会社経営者、投資家。
第7回講談社BOX新人賞・流水大賞を受賞し、『雷撃☆SSガール』(『世界征服』に改題し星海社文庫より好評発売中)にてデビュー。
著書に『大日本サムライガール』『東京より憎しみをこめて』『世界創造株式会社』(星海社)、『羽月莉音の帝国』(小学館)などがある。

「2017年 『勇者の武器屋経営 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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