RIGHT×LIGHT (10) (ガガガ文庫)

  • 小学館 (2010年10月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784094512366

作品紹介・あらすじ

魔狼消失!? ケースケ絶体絶命の危機!!

瞼を開いた僕の視界は、少女の顔に占領されていた。肩まで切りそろえられた黒い髪。陶器のような白い肌。僕のよく知る女の子。
「未由?」
名前を呼ぼうとして、声が出せないことに気づく。僕の口は未由の唇に塞がれていた。
「よかった。起きてくれた」
唇を触れ合せながら呟く未由。その彼女の口元から赤い雫が伝う。瞳からは涙が零れる。
「未由、いったい何を……」
問いかけると、彼女はその表情に暗い影を宿しながら、少しずつ僕の傍から遠ざかった。背後に見えた景色は――動かない雲。張り付いた空、どこまでも続く白い砂浜。僕はここでずいぶん長い間気を失っていたらしい。
「啓介くんがすごく苦しそうで……全然目を覚ましてくれなくて……腕も、そんな状態で……見てられなくて……」
未由は震える声で言った。そして僕はひとつだけ「現実」を把握する。もう無いんだ。僕の――≪魔狼≫は。僕はもう「英雄」ではないんだ。途方にくれながら、未由とふたりきり、僕はその奇妙な世界のなかをとぼとぼとさまよい歩く。あてどなくその世界――アリッサの故郷である≪方舟≫の内部を、未由とふたりで歩き続けた。
ケースケ絶体絶命の第十巻。

感想・レビュー・書評

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  • 9784094512366 341p 2010・10・24 初版1刷

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著者プロフィール

代表作に小説『銃皇無尽のファフニール』、『RIGHT×LIGHT』、『ノノノ・ワールドエンド』など。

「2019年 『たった一人の君と七十億の死神(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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