女子モテな妹と受難な俺 (ガガガ文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 117
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094512410

作品紹介・あらすじ

小生意気な妹の今日子は、俺を兄っちと呼んでメチャクチャ世話を焼いて甘えてくる。風呂上りにもバスタオル一枚でわざと目の前に現れる。女は悟りをはばむ邪悪な悪魔だ、煩悩のかたまりだ!ピュアな俺の心を癒してくれるのは荘厳なる仏教への愛で写経に没頭するひととき。しかし妹の甘えんぼさん攻撃は止まらない。さらに"妹の親友"を自称する謎の美少女たちまで現れ、唐突に「つきあってください!」と俺を誘惑してくる。誘惑というか…襲いかかってきたーっ!俺は仏の教えにすがりつつ必死の抵抗を続けるが…。

感想・レビュー・書評

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  • 女子にモテモテな妹が構うのは、兄ばかり。
    妹が好きな女の子たちは、主人公を遠ざけようとするのだけど……

    主人公が仏教大好きな小ネタがいいね。
    あと小麦の粘菌愛も。ムラサキカビモドキ画像みたら結構可愛いww

    ぶっちゃけ女の子たちが主人公に絡むあたりは微妙かな。

    主人公うんぬんより重要なのは、小悪魔ガチ百合小麦ちゃんが妹に押せ押せなとことか、親友の位置にいる凛世ちゃんが嫌われたくないからって自分の気持ちに素直になれないとこです!(←言い切った)

    百合っ子×その気ない王子系女子が好みならありだと思います。

  • 明日太と今日子かわええ。友達以上恋人未満感に萌える。コメディ。女の子同士の人工呼吸ktkr。兄×妹が一番萌えますが…。格闘シーン。ラストはNLでしたね。凛世が明日太に惚れる理由が弱い気がする…(あんなに京子が好きだったのに…)

  • 女子にモテモテな妹を持つ平凡な兄の非凡な日常を描いたお話。
    妹モノでかつハーレムモノの亜種なんだろうけど、主人公の魅力が皆無すぎてまったく楽しめなかった。
    こんな魅力の薄い主人公のどこに惹かれるのかまったく理解できない。
    よくわからないものにうすーい理由で惹かれるヒロイン達にも魅力を感じられなかった。
    夏緑氏の描く主人公にはどうも魅力を感じられないようだ。残念ながら感性が違うとしか言いようがない・・・。「ぷいぷい」も合わなかった。

  •  夏緑さんいろいろかけるってすごいな。そして意外と面白かったです

  • 9784094512410 277p 2010・11・23 初版1刷

  • 女子校出身の妹は女子にモテモテ.
    俺は妹のせいで,女嫌いの仏像マニアに.
    そんな俺に突然,謎のモテ期が到来!?
    「付き合ってください」と言いながら襲いかかってくる女子.
    「責任を取って」と迫りながら「男嫌いー」と突き飛ばす女子.
    しかし彼女らの誘惑には裏があって….
    という話.

    兄くんのトラウマの原因が明らかにされずぼんやりしてるのは
    いわゆるひとつの「大人の事情」って奴だそうで.
    人気が出て続刊していけば明らかになるけど
    そのまま終了しちゃえば真相は闇の中,というあれですよ.

    面白かったよ.
    女子軍団の暴走は怖いけども.
    妹の自称親友ちゃんが良いね.

  • ブラコン妹と妹を狙う百合軍団と鈍兄の物語。登場人物が多い割にはメイン以外はキャラが弱いかなぁ。ていうか妹が意外と活躍少ない気も。
    最後は意外とも妥当とも言えるオチが待ってる。というか最後でやっと面白くなった。語られてない過去も残してるし、当然続きを読みたくなる。

  • まあ、押しかけて来た女子を受け入れちゃったらラブコメラノベは成立しにくいのですが、よくも色々考えるものだなぁ。

    でも、これって百合じゃないですよね?(オチ的に)

  • 妹がムカつかない俺妹。デレしかないよ。

  • 絵もそこそこよかったし、紹介文も面白そうだったので購入。
    しかしながら、どこか消化不良で綴られる物語と最後も微妙な締めくくりで締めてしまったものでちょっと微妙な作品でした。

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著者プロフィール

京都大学大学院理学研究科博士課程修了。日本分子生物学会会員、宇宙作家クラブ会員。作品に『改訂版 遺伝子・DNAのすべて』『子どものための防災BOOK 』『火山列島・日本で生きぬくための30章 』(以上、童心社)『ポケット図解 ウイルスと微生物がよ~くわかる本』(秀和システム)漫画原作『しっぽの声』『獣医ドリトル』共に小学館)など多数ある。

「2021年 『子どものための感染症予防BOOK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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