黄昏世界の絶対逃走 2 (ガガガ文庫)

  • 小学館 (2010年12月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (246ページ) / ISBN・EAN: 9784094512465

作品紹介・あらすじ

ヒトが黄昏を生み、黄昏がヒトを殺すのだ。

妹のアオイのため。
妹を一番に想う自分のため――。

全天を覆う茜色の空――《黄昏》。それはヒトの弱い心に入り込み、支配し、死に至らしめる病の元凶。そんな《黄昏》を体内で浄化し《黄昏のない世界》を生みだしているのが《黄昏の君》と呼ばれる少女たち。《黄昏のない世界》を囲む城壁の外周には、自然と人々が集まり、《境界都市》と呼ばれるスラム街を形成していた。

幼くして両親を亡くし《境界都市》に妹とふたりで暮らす青年・シズマは、妹を養うため、危険を伴う「黄昏病により死んだ患者の回収業」で日銭を稼いでいた。目標は、妹を学校に通わせることと、《黄昏のない世界》である第十三都市に移住させること。ある日、いつものように《黄昏のない世界》の研究所へ「荷物」を届けたシズマは、妹にそっくりな顔をした少女に出会う。《黄昏世界》に興味津々の闊達な少女・トワは、シズマの車に乗りついてきてしまうのだが……。

『ひぐらしのなく頃に』『うみねこのなく頃に』など、数々のメディアでヒット作を
世に送り出している竜騎士07氏がゲスト審査員を務めた「第4回小学館ライトノベル大賞」にて、優秀賞を受賞した新人・本岡冬成の最新作!


【編集担当からのおすすめ情報】
退廃的でありながら、魅力ある世界設定と、骨太なストーリーで話題を呼んだ1作目! その世界観を踏襲し、新たな登場人物たちによって描かれるもうひとつの黄昏世界です!

感想・レビュー・書評

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  • 生きる理由など、なにもないのに。

    「死にたいんだ」
    でも、自分で死ぬのは怖い。黄昏に魂をさらわれた人間の、あまりにも勝手な言い草だった。
    「救われたいんだ。なあトワ、前に言ったことがあるだろ?死ぬことは救いだって。死ねば、なにもなくなるんだ。こんなくだらないことを思ってる僕も、一切合切持って行ってくれる」

  • 前作から引き続いて読みました。
    情景やキャラクターの心理描写は変わらず、文句のつけどころがありません。
    前作の主人公とは違う物語。
    筆者が言うとおり前作、今作共に真の主人公は”黄昏世界そのもの”だなと思いました。

    前作と比べてしまうとどうしても今作は味気なかった気がしてなりません。
    前作はカラスとメアリの二人を中心に物語は回っていたのですが、今作は3人。
    そして3人それぞれが同等に扱われているためか、なかなか感情移入しにくく思われました。このこともあって、やはり主人公は”黄昏世界”だと認識。

    にしても、ライトノベルでこれだけの完成度は満足です。
    今後、続編がまた出るのであれは買います。
    ゆーげんさんのイラストは美しいです。

  • 1作目より味気なし。視点の切り替えの多さも相変わらず。
    ただ前作よりも黄昏の謎や、そこに住む人々の諦念はよかった。
    世界観の美しさは健在で、情景描写等々は文句なし。
    前作の時も思ったが、この物語は逃走が始まった瞬間にメーター吹っ切れる。
    タイトルから何らかの逃走があるのは分かっていて逃走開始もワンパターンなのに、始まった瞬間色々鷲掴みにされた。

  • 前作から引き続いて読みました。
    情景やキャラクターの心理描写は変わらず、文句のつけどころがありません。
    前作の主人公とは違う物語。
    筆者が言うとおり前作、今作共に真の主人公は”黄昏世界そのもの”だなと思いました。

    前作と比べてしまうとどうしても今作は味気なかった気がしてなりません。
    前作はカラスとメアリの二人を中心に物語は回っていたのですが、今作は3人。
    そして3人それぞれが同等に扱われているためか、なかなか感情移入しにくく思われました。このこともあって、やはり主人公は”黄昏世界”だと認識。

    にしても、ライトノベルでこれだけの完成度は満足です。
    今後、続編がまた出るのであれは買います。
    ゆーげんさんのイラストは美しいです。

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