- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094513172
作品紹介・あらすじ
教皇が危篤状態に陥っている。そのニュースは全世界を駆け巡り、多数の信者がローマへ押し寄せていた。騒乱の中で暗殺のチャンスを伺う"ケモノガリ"赤神楼樹。標的は次期教皇最有力候補のヴァレリオ・ロベルティ、殺人クラブのメンバーである彼の息の根を止める!自称CIAのシャーリー、人間の脳を移植された生体兵器イヌガミを引き連れ、ローマのホテルに潜伏する赤神。だがクラブの調停者アストライアにより突然ホテルが爆破され、新たな殺人ゲームの開始が告げられる。聖都バチカンは完全に包囲された-。
感想・レビュー・書評
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フラグ回っていうか上巻的な位置づけ。つまらないわけではないのにどうにも盛り上がらないのはヒロインの魅力のなさと仕掛けの少なさか。厨二的な楽しさが本シリーズの売りであると思ってるんだけど、予定調和が過ぎていい加減マンネリ化はだはだしい。もう一歩を突破するインパクトの提供を待ち望む。
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何かだんだんシャーリーが不二子ちゃんっぽくなってきているような気がする。
あやなが意外な形で再登場。
一巻の時と比べてかなり逞しく(勇ましく?)なってる。
守られるだけのヒロインじゃなくて、自分も行動起こす系のヒロインになっててかっこいい。
盲目のシスター・セシリアはゲルトみたいに(悪い方向に)覚醒とかあるのか? -
超人ケモノガリの赤神、人間の脳を移植された生体兵器のイヌガミ、CIAのシャーリー。殺人ゲームの舞台はバチカン!
人を狩って楽しむ殺人クラブ・・
この巻から読み始めたのに、一気に物語の世界へひきこまれ、夢中でよみました。
赤神の強さと脆さが、そのキャラクターをより魅力的に見せている・・
1巻目から買って読もうと思いました -
二巻に類似。
ちゃんと伏線とその回収があって、とりあえずは面白い。 -
いつもどおり、一気に読み進みたくなる作品でした。
初めて一巻完結型ではなくなってしまいましたが、区切りがいいところで終わったので、続きがきになります。
これからも厨二病全開で頑張ってほしい。 -
貴重な厨二成分補給源。相変わらず徹頭徹尾厨二的(褒め言葉)で素敵です。1~3巻までと比べて主人公のピンチ度が少なめですが、そこはそれ5巻への布石がバッチリ。四天王×3な人数を何とかできるのか主人公……
というかですね。ヒロイン(1巻以降離ればなれになっている)のあやなさんが妙に達観しすぎのような気が……や、虚勢だというのは分かっておるのですががが。
あと、いつの間にかイヌガミ先輩とゲルトさんのいちゃらぶ(という名の殺し愛)方が気になっている僕ガイル。