やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。5 (ガガガ文庫)

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  • 小学館
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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094513561

感想・レビュー・書評

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  • ラノベの中には短期間で5、6巻一気にドドドドってロケット読みしてしまうのがあります
    これもそのひとつだす
    あれよあれよで5巻まで読んでしまったー

  • 戸塚のことを可愛いと思うのは仕方ないと思う。なにせ、男だと証明されたわけじゃない。

    徐々に周囲から自分のことを認められつつある八幡だが、戸惑いつつも、相変わらず自惚れや関わりを嫌い、自虐的になったり見ぬふり知らぬふりをする。

    雪ノ下を通してなのか、奉仕部を通してなのかさだかではないが、少しずつ成長してきていてなかなか面白い。

  • 感情は決してうそをつかないということ

  • この物語の真のヒロインは平塚静ちゃんだと思います.
    可愛すぎます.
    次点で戸塚かな.
    で,川なんとかさんとゆきのんが続くということで.

    夏休み話ですよ.
    ゆいゆいの犬を預かったり
    静ちゃんとデートしたり
    戸塚とデートしたり
    ゆいゆいとデートしたり….
    あれ? ヒッキーってばデートしっぱなしじゃん.
    リア充爆発しろ!
    ヒッキーのくせにナマイキだぞ~.


    今回はなんだかエヴァネタが目立った気がするけど
    ソレはきっとつい最近
    新劇場版ヱヴァンゲリオンを2週連続で金曜ロードショーで見たからなのだろうな.

  • それぞれの、夏休みの出来事が書かれています。印象に残ったのは、やはり平塚先生でしょう。赤い糸の行方を誰が知っているのか。八幡この流れだと、お前が先生貰わせていただくのが一番いいじゃないか・・
     
    平塚先生、アラサーの負のオーラを周囲に放ちまくりながら結婚式に出させられるとは・・おっしゃることも一理あるよな(´・ω・`)
     
    そこにちょうどよく来た、八幡はどう考えても周りの人に「えっ、先生年下好きなの?」みたいなのを家族に振られる前ふりですか! 雪乃もいいけど、先生ENDでも一向にかまわないよ!
     
    ラストの見開き見て、ぽんかん⑧さんの絵だいぶ目のくまとか初期より薄くなって、八幡が好青年に見えてきたな。なんて思ってたけどそんなことなかった!この終わりは、次回が気になりますね。ただ、結衣とか川崎さんは完全に当て馬状態だよね・・ 
    せっ先生頑張れ!アラサーでもまけry・・・(´;ω;`)ブワッ

  • なんだよ最後の一行は。

    いやだ! これだけ影の薄い雪ノ下とヒキタニくんがくっついたら由比ヶ浜と小町と静先生と彩加きゅんがかわいそうじゃないか! いや、たしかに由比ヶ浜は報われないっ娘オーラがプンプンするけど!

    そしてヒキタニくんのぼっち思考がいちいち泣ける。体験談 ノンフィクションに 違いない(五七五)

  • “シートに深くもたれかかり、手すりに手を置く。どこかの大魔王みたいな泰然自若とした堂々たる立ち振る舞いである。
    と、その手すりに柔らかく、軽い感触が重なった。
    「あ、ごめん……」
    その謝罪で自分が何に触れたか悟った。戸塚の腕だ。天使に触れたよ!
    「い、いや!俺こそ悪い!」
    そう言って、二人同時にばばばっ!と手を引っ込める。
    「………」
    「………」
    お互いに視線を逸らし、妙に気まずい沈黙が生まれた。
    横目でちらっと戸塚の様子を窺うと、戸塚は肩を縮こまらせて恥ずかしそうに下を向いている。*ただし、男同士です。
    冷房の効いた館内にあって、わずかに伝わってきた温もりがむずがゆい。*ただし、男同士です。”[P.76]

    戸塚ちゃ……くんマジ天使。
    平塚先生とフラグ立てつつ。
    カーストの件が胸を抉る……。八幡くんブレないなぁ。
    陽乃さん怖い。

    “「ヒッキー。もし、ゆきのんが困ってたら、助けてあげてね」
    「………」
    そのお願いに応える言葉が見つからなかった。
    数秒どころかその倍も十倍もかけてもきっと俺では由比ヶ浜と同じ答えを出すことはできないだろう。
    俺に踏み込む気はないから。これまでもこれからもけして踏み込まない。
    「いや、それはないんじゃねぇか」
    雪ノ下が困ることも、助けを求めてくることも、そして、俺が自ら踏み込むことも。
    いくつもの言葉を内包させて俺が言うと、由比ヶ浜は星空を見上げる。からと下駄が鳴って足もとの小石を蹴っ飛ばした。
    「それでもヒッキーは助けるよ」
    「そんなのわからんだろ」
    なんの根拠があってそんなことを、と問うより前に、由比ヶ浜は俺を振り返る。
    「だってあたしのことも助けてくれたじゃん」
    「言っただろ。あれはただの偶然だ。お前だって知ってて助けたわけじゃない。だから別にお前を助けてない」
    だから、その感謝も、信頼も、あるいはそれ以上の何かがあったとしても。
    それらはすべて幻想で勘違いだ。
    俺でなくても、他の誰かでも成し得たことに対する評価は俺自身を肯定するものではない。行動が評価されることと人格が評価されることはまったくもって別のものだ。ただ一度の善行をもってその人間を善人と断ずることはできないように、俺の人格をその行動一つで決めつけられても困る。故に由比ヶ浜のその感傷じみた確信は間違っている。
    「俺にそういうの期待すんな」
    きっと失望させてしまうから。だから、最初から俺に期待などしないでほしい。”[P.207]

  • 平塚先生とのフラグが立ったので良しとします。cvは柚木涼香でおねがいします

  • アニメ化決定おめでとうございます。

    由比ヶ浜がすっかり正ヒロインだなあ

  • 表紙が全員男ってどういうことなの。戸塚マジ天使。とはいっても今回は色々おとなしめ。ゆきのんがいないのでいつもより会話劇もひかえめでした。
    なので前半はちょっとなあ……だったけど、後半は主人公の内面の変化を静かにゆっくりと、どす黒さをにじませるように描写されていたので、そこはよかったです。もっとも、シリアスにいきすぎるとぼっち同士の会話を楽しめなくなってしまうので、あんまりしてほしくはないんだけど。

    あと、主人公が達観しすぎててそろそろ結衣がかわいそうなレベル。幸せにする気がないなら俺によこせ!

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