- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094513622
作品紹介・あらすじ
瀕死のガルーダに誘われて、過去の世界を覗くことになった情雨と玉藻前。そこは、ささみさんが「リア充」を目指してアルバイトを始め、お兄ちゃんがハーレムラブコメに巻き込まれる、あってはいけない過去だった!「破壊神」シヴァと化し、歴史を改変して過去に介入しようとするインド神話の最高神・ヴィシュヌの本当の願いとは-。時空を超えて活躍する情雨と玉藻前が目の当たりにする、遠い約束の物語。そして、ささみとお兄ちゃんが掴む未来とは-?豪華キャスト&スタッフでアニメ化も決定、注目のシリーズ第9弾。
感想・レビュー・書評
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今までで一番設定がかみ合っていて、これまで連ねた物語がとても機能している。有り体に言えば、ようやくたどりついた名作の巻である。
ずっとヴィシュヌのターンであったわけだが、彼女の回りくどい道程が彼女自身の述べた理由とも、喝破された真意とも合致していて非常に気持ちよかった。正直、結末にちょっと泣いたりもした。
深く考察された世界観は、しかし深すぎず浅すぎず。物語との絡みもバランス良く、物語も縦横無尽に動いていて、だれることなく読みきれた。まっこと、名作である。
しかし、ささみさんは傍観者のときが一番輝いているのはどうにかならんのだろうか。近年の物語の主役はヒーローに見せかけたヒロイン(攻略される側)が主流で、彼女は特にそうだから、仕方ないとも思うけど。 -
まさかのささみさん@マジがんばらない。情雨ちゃん@がんばる。神様ってなんだろうって考えさせられる。
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うーん、もう次巻は買わない。ヴィシュヌが干渉しリア充となった鎖々美さん+ヴィシュヌの過去+情雨と玉藻前のvsヴィシュヌの三本立て。筆者は楽しんで書いたんだろうが、ヴィシュヌがここまで引っ張られてくるとは思わなかった。目次を見ると、見事女の子しかいない……。
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ヴィシュヌとガルーダのくだりはなんだかご都合主義に回ったような感じを受けた。
次巻予告が無かったが、そろそろヒルメが出て来るのか? -
玉藻前さんと情雨ちゃんが主人公?って思うくらいの出演量でした。次巻はささみさん大活躍してほしいです。
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ささみさん@全く蚊帳の外
情雨ちゃんと玉藻前が主人公だった。
そして敵役はシヴァ=ヴィシュヌ。
タイムトラベルして過去改変を阻止しろ!
世界を終わらせなんかさせない!
ヴィシュヌの生涯がなかなか良かった。
そして良い落としどころだったと思う。
面白かったなぁ。
左さんの絵も良い。