飛べない蝶と空の鯱 6 ~蒼の彼方より、最果てへ~3 (ガガガ文庫 て 1-6)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094514681

作品紹介・あらすじ

渡り鳥は空を飛ぶ。夢のため、封書のために

突如として変貌したハイリッヒは何者なのか。
<霧>に耐性のない人々と、浮島の人々を繋ぐ七つの鍵・エインヘリヤルとは?
真実がそのヴェールを脱ぐとき、ある者は決断し、戦い、そして――。
ヒルダとシュネー、因縁のライバルの壮絶なる戦いが決着し、後に残された世界は滅びるのか、そして生き残るのは?
封書は踏みにじられ、大陸は沈む。
しかし、それでも<渡り鳥>、ウィルとジェシカは飛ぶ。夢のため、封書のために。

感想・レビュー・書評

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  • 空を翔ける武装郵便屋の最終章。
    ウィルとジェシカたちの運命は!?

    なんだろうな。
    理解できたのなら面白かったと思う。
    今回は郵便屋としての姿はどこへいったのやら。
    事が大きすぎてどうなってるのか、視点が多すぎて全体がぼやけてついていけなかった。
    最後は二人の終着点のような描写はあったけど、なんか最後にとってつけたような印象になったのもなんかもったいない。
    純粋に空だけを求めている姿をメインに描いていれば…。
    なんかもったいなかった。

  • 第2部完結。ヒルダvsシュネーの物理量の限界を超えたバトルや、ポールマンの奮闘はもちろんよかったけど、やっぱり、ウィルとジェシカで締めるところが、このシリーズに相応しいと思った。“鯱”という副題が空の王に相当する伏線だったところも良い。
    あとがきによると意図的にイチャイチャさせたみたいだけど、続刊出るとしたら別離フラグ立てていることに他ならないので、ものすごく心配。。

  •  ティエラでの物語の完結編で、前巻までの謎を回収しつつ戦いの決着をつけるというような話でした。
     ポールマンが策略を巡らせつつザックスと戦う場面やウィルがエインヘリヤルと戦う場面が面白かったです。
     最後の翼船で戦う場面はいまいち盛り上がりに欠けるような感じがしました。
     ガガガ文庫で作者が新しいシリーズを出すようですが、まだ回収していない伏線などもあるので、こちらも続けて欲しいです。

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著者プロフィール

『沙の園に唄って』にて、第19回ファンタジア大賞(2007年)で佳作を受賞し、作家デビュー。

「2017年 『魔王の娘を嫁に田舎暮らしを始めたが、幸せになってはダメらしい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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