本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784094514957
作品紹介・あらすじ
俺たちが、本当に戦うべき「敵」は--?
――俺たちは、何と、なんのために戦えばいいのか――
俺、冬川朱雀と相棒の少女、小手毬はこの世に必要とされていない異能力者だった。「異能力制限法」により、現代、異能力の無断使用は厳禁され、異能力者はすべて社会から管理されている社会。強さには自信があるが、戦う機会が与えられなかった俺たちだったが、ガチのトーナメント大会で優勝したことをきっかけに少しは仕事が舞い込むようになった。
しかし、それと金を稼ぐことは別問題で……。
理不尽な世の中の反応、嫉妬、不協和音、新たなる敵の影……俺と小手毬を待ち受けていたのは、異能力者の光と闇という現実だった。
――俺たちは正義のヒーローじゃない。どこにも、戦うべき敵なんていないのかもしれない。それでも、戦うことを、異能力者をやめることはできない――。
「現実」の異能力者たちが交錯する、異能力者苦闘アクション!
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
この作品は、異能力者としての葛藤や社会の厳しさを描いたリアルな物語です。主人公の朱雀は、戦うべき敵が見えない中で、自己の存在意義を問い続ける姿が印象的で、読者はその痛みを共感することで深く物語に引き込...
感想・レビュー・書評
-
この作品のリアリティは、主人公が抱える「この世の中には敵がいない」という影殺師のジレンマでしょうか。キャラノベなんて主人公の葛藤なしには成立しませんが、この主人公の朱雀君の葛藤はいちいち等身大で痛いほど共感してしまう。結果として深く物語世界に引き込まれてしまいました。結論、このラノベのいちばんの魅力は小手毬ちゃんです。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
異能をテーマにしたファンタジーなはずなのに、最初から最後まで、大人の社会の暗い部分が纏わり付いて、読んでも読んでも明るくなりそうにない展開が良い。主人公が嫉妬の対象になり、また主人公も醜い嫉妬を覚えるというのは、よく練られていると思った。
今巻で本物の敵っぽいのが出ちゃったけど、これがこのシリーズで吉と出るか凶と出るか。ただ、あとがきの担当さんがいる限りは、期待してていいかな。
著者プロフィール
森田季節の作品
本棚登録 :
感想 :
