筺底のエルピス (ガガガ文庫)

制作 : toi8 
  • 小学館
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本棚登録 : 116
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094515275

作品紹介・あらすじ

人類の存亡をかけた影なる戦い。

殺戮因果連鎖憑依体――

古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれてきたその存在は、感染する殺意であり、次元の裏側から送り込まれた人類絶滅のプログラム。
日本の暗部である《門部》は、不可視の存在を網膜に投影する改造眼球『天眼』と、時を止める超常の柩『停時フィールド』を武器とし、そのプログラムを追い立て、狩り、そして葬り続けてきた鬼狩りの組織だ。

時は現代。

百刈圭(ももかり・けい)と、乾叶(いぬい・かなえ)――心に傷を抱えて戦う二人が遭遇したのは、歴史上、たった六体しか確認されていない《白鬼》だった。
叶の親友に憑依したその鬼を巡って組織が揺れる中、黒ずくめの刺客《ゲオルギウス会》が動き始める。それは日本を守護する《門部》と同じように、ヨーロッパで連綿と戦い続けてきたもうひとつの鬼狩りの組織――バチカンの狩人たちだった。

《白鬼》とは何か。二つの組織の衝突はいかなる戦いを引き起こすのか。そして、滅亡を防ぐ希望はあるのか。

人類の存亡をかけて戦う、影なる戦士たちの一大叙事詩が、いま語られる。
気鋭・オキシタケヒコが描く異能バトルアクションシリーズ。イラストは各方面で活躍中のtoi8が担当。

感想・レビュー・書評

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  • #日本SF読者クラブ toi8さんの表紙に惹かれて購入。ライトノベルによくある伝奇SFかとおもいきや、巻が進むにつれて「SF」になる。とにかく「停時フィールド」の設定とヴァリエーションが秀逸すぎる。

  • 『結界師』のような能力バトルもの
    SF界隈の作者らしく能力が理屈っぽいが『円環少女』よりはふつうのライトノベル
    無難によくまとまっているが
    いくらなんでも能力が強力すぎる気がする
    能力者同士でなければ勝負にならないのでは
    2巻も出ているのでそのあたりどうなるか

  • 8:タイトルも作者さんも知ってたけど地元では手に入らなくて何となくそのままになってたけど、お勧めいただいて購入。めちゃめちゃ面白かったわ。
    停時フィールドのルール(一人一つ、先出し優先等)がユニークで面白く、SFみ、中二度(バチカンが登場するとクソ上がる値)、何をとっても最高。叶ちゃんを中心に話が進んでいくのかな。個人的にはモモもすごく好きなんで、うまいことバディものとして展開していって欲しいなあ。

  • 6月8日読了。図書館。

  • 円城塔さんの推しがすさまじいので俄然読みたくなり。
    ラノベなのでしょうか、セリフまわしに怯んだりしましたが、そういう型とわきまえました。
    武器が本当によくできています。(宇宙)物理、多次元、よく理解できてない自分でもかなり楽しめ、理解できる方はさらに楽しめると思うのです。ストーリーもキャラクターも、いい。
    これはアニメ化期待します。
    ラノベぽくない作品も読みたいです。お願いします。

  • 殺戮因果連鎖憑依体――古来から「鬼」や「悪魔」と呼ばれる存在だ。地球外生命体からもたらされた「能力」を用いて,殺戮因果連鎖憑依体を祓う機関、「門部(かどべ)」。巫女の力にて鬼を祓う日本の討伐機関。類まれなる才能を持つ若き封伐員・百刈圭は、両親の仇である鬼と戦うため、今宵も闇を駆ける。
    いろいろ詰め込みすぎだしかなり厨二病だし展開がすごく速い。なんたって、鬼と祓伐員との戦いの物語なのだが、一巻からしていきなり第三勢力が現れて三つ巴になる。ああもう、SFだなあ。ラノベだなあ、おもしろいなあ!!
    その勢いやよし、意気やよし。この厨二病は、正直クセになる。

  • 今まで手にしていなかったガガガ文庫ということで星ひとつサービス。中高生にはどのようなものがウケているのか気になっていた。夢枕獏さんのキマイラやサイコダイバー、陰陽師などの世界観が今の時代ではこういった軽めの文体で引き継がれているのかも。しかし武器の仕組みには異星?のテクノロジー。根底にSF的世界観もある。この辺りはイデオンなどに通じるものを感じる。
    余裕があれば続巻も読むかもしれないが、やはり少し軽いかなぁ。

  • 設定のシビアさに円環少女の香りを感じるとの声を耳にして購入。登場人物それぞれの停時フィールドの見せ方が面白い。破壊魔定光の静止モードで頭の中に再現された。

  • すごく硬派な伝奇SF+異能バトルだったはずなのに、いつのまにか妹とイチャイチャしてるはパートナーはやたら強気で迫ってくるわで、ガガガは攻め所を外さない。全て分かっているキャラが安直な印象もしたが、叶と結の友情が良かった。

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著者プロフィール

1973年徳島県生まれ。ゲームプランナー、シナリオライターとして、「トリノホシ ~Aerial Planet~」(日本一ソフトウェア)などのコンピュータゲームの開発に携わる。2012年「プロメテウスの晩餐」で第3回創元SF短編賞優秀賞を受賞。「筺底のエルピス」シリーズ(ガガガ文庫)、『波の手紙が響くとき』(早川書房)など、緻密に練り込まれた世界観とサプライズ溢れる展開で常に読者の度肝を抜く。「このライトノベルがすごい」や「SFが読みたい!」などに作品をランクインさせるなど、ジャンルを横断してその去就が注目されている。

「2017年 『おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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