されど罪人は竜と踊る: 箱詰めの童話 (17) (ガガガ文庫 あ 2-18)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (604ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094516197

作品紹介・あらすじ

音楽祭に沸くエリダナへ<世界の敵>襲来

五大音楽祭のひとつエリダナ音楽祭が迫る。その開催地、東西大国の狭間であるエリダナの地に生きる攻性咒式士のガユスとギギナ。二人の事務所は、から始まった数々の惨劇を生き延び、勇名を馳せるようになった。それゆえに、ガユスの意志に反し、同僚のメッケンクラートたちは、空席となったエリダナ七大手の席を狙うことを望む。
揺れる事務所へ、師ジオルグの後継者を名乗る攻性咒式士フロズヴェルが来訪。ガユスたちに手を結ぼうと提案するが……。
そんな折、ガユスたちのもとへ、エリダナ音楽祭に出場する謎めいた歌手ルル・リューからの依頼がくる。彼女に脅迫文を送りつける犯人を突き止めるべく、ガユスとギギナたちは護衛と捜査を始めるが、エリダナに襲来したの一角、ハイパルキュまでもが、なぜかルルを狙う。
何度倒しても蘇生する箱頭の怪人ハイパルキュに打つ手はあるのか?
七大手の席とルルを廻って、エリダナに嵐が集まり、吹き荒れる。
赤のは、すべてを見つめるかのように妖しく輝く。

感想・レビュー・書評

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  • 色々と伏線をばらまいて次巻へ続く。
    2ヶ月連続刊行らしい新刊で解決するのか。今までの巻で積み重なった謎が、消化されるどころか増えていっている感じ。
    そろそろ各々の主陣営の目的だとか、過去の伏線の消化をして欲しい。

    突然出てきて異常に強い敵キャラもちょっと食傷気味。
    インフレした強敵候補が名前や設定ばかり登場しているのに、ぽっと出の新キャラを使って「ギギナと同等の前衛能力で、かつ後衛としての能力も抜群」「どうだ絶望的だろう!」みたいな展開が多い。
    世界の敵や翼将上位よりは現実的な強さの敵とはいえ、敵側にばかりなんでもできる万能キャラが多くて、散々強い強いと持て囃されてるギギナは何をやってるの?と思えてくる。

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