コップクラフト (6) (ガガガ文庫 か 7-6)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094516302

作品紹介・あらすじ

ポリスアクションの金字塔がここに!

『レト・セマーニ』と呼ばれる異世界と、地球世界との玄関口であるサンテレサ市。地球人の刑事マトバと、異世界人の騎士ティラナの二人は、いがみあいながらも数々の難事件に取り組んできた。
そのおり、市長選挙の有力候補が射殺される事件が発生する。それにより崩れていくパワーバランス。対立を深める地球人とセマーニ人の両勢力。融和を求める人々と、暴動を起こす人々。
混沌がサンテレサ市を覆い、ティラナとマトバの溝が深まっていく。
だがその事件の背後には、醜悪な陰謀がうずまいていた――。

『フルメタル・パニック!』『甘城ブリリアントパーク』の賀東招二が送る、大人気ポリスアクションシリーズ第六弾!

感想・レビュー・書評

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  • アメリカに異世界から出現したサンテレサ市で、地球人とセマール人との間に繰り広げられる事件の数々も今回で終結を迎える。今回は市長選を巡る連続殺人事件だが、ちゃんと刑事ものだし、日本人ケイ・マトバとセマール人ティラナのコンビも最高。掛け合いがなかなか味があるぜ。

  • キャラクター性も掛け合いもアクション要素も充実している。この世界観とキャラクターならどう動かしても面白くなると思う。

  • 新刊が出るとのことだったので改めて読み直した。やはり楽しい。微妙な距離感が素晴らしい。そして続刊がもうすぐ出るということが楽しみで仕方ない。

  • ジマー宅のプールでティラナにスク水を着せるキャミーとジェミーw
    ネットで買えば手に入るだろうけど、キャミーとジェミーはよく知ってたな。
    アメリカで日本の「スクール水着」ってどの程度の認知度なんだろ?

    本編には出ませんが口絵では青と白のビキニ姿のティラナも見れます。

  • 7巻は発売されていないがまともなライトノベル成分の不足を感じて読む
    この作品も『RDG』や『無職転生』と同じく簡潔な描写で整った山谷緩急を明確に描いているつくりのひとつ
    こういう技術は最低限どの小説家も持っていてほしいものだ

  • *シリーズ物なのであらすじ割愛*

    相変わらず安心して読めるのでスイスイ終わりまで
    本当に海外ドラマでも見ているようで好き
    ハードボイルド…イイッ!

    またも危ない騒動に巻き込まれながら垣間見る
    真実の衣の裾が翻ったような
    そんな予感を漂わせつつ、次巻へ

    作者はボーナストラックが寒いと言っていたけど
    自分は好きだなぁ!
    物書きさんに向かって言う感想でもないけれど
    本当にソレっぽくて!
    劇中劇を見てる感じになっていて
    また作品に創作性という深みがますような、
    そんな気がする

  • 今回は政治的な話も絡んできて、ファンタジー要素よりも刑事モノの印象の方が強かった。
    この事件は前に出てきた謎の組織とは関係があるんだろうか、、あまり直接的には描かれていなかったけど、また自分がいろいろ忘れてて気付いてないだけかな?
    社会が混沌としていく中で、ティラナの変化が光となるか。早く続きが読みたい。
    ボーナストラックのインタビューで、各キャストの素のキャラが垣間見える。普段の様子を想像して楽しめるのが良い。

  • コーヒーブレイク本。

    80年代のアメリカ刑事ドラマをイメージにしたSFポリスノベルの第6巻(2016/10/23発行、620E)。

    今回はこれまで取り組んできた難事件を集大成したような事件で、市長選挙を巡る政治色の濃いストーリーとなっています。 登場するある市長候補は、2017年1月20日に新大統領となった人物を彷彿させ、不法移民の増加、宗教の対立、現状の政治への不信など、現在の不安定なアメリカの情勢に通じる内容で面白かったです。
    只、今回は次に発生する大事件のプロローグとなっているような内容なのか、今一つモノ足りなさを感じられ、評価は★一つマイナス。

  • 最近あまり見なくなった刑事バディもの。
    相棒とか古参はあるけどな。

    あとがきにあったようにネットワークが発達しすぎて
    色々と昔からの手が使えなくなったのは確かにあるかも。

    あとはなー。確かにタイムリーすぎるかも

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著者プロフィール

東京都出身。小説家。代表作は「フルメタル・パニック!」(通称「フルメタ」)。また、「フルメタ」の十数年後を描くスピンアウト作品「フルメタル・パニック! アナザー」の原案・監修も担当。そのほか、アニメのシリーズ構成、脚本なども手がけている。

「2016年 『甘城ブリリアントパーク8 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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