- 小学館 (2016年9月16日発売)
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感想 : 15件
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784094516326
作品紹介・あらすじ
探検!追跡!目撃者(わたし)は見た!
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。
地球は妖精さんのものですが、他にも未確認な生き物が
いるらしく……!?少し不思議、そしてすこしせちがらい?
オール書き下ろし「スペシャル」短編集。
感想・レビュー・書評
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本編終了後の短編集。
副題通り、奇々怪々な未確認生物が大量に登場いたします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ゆるいお話からちょっぴり切ないテイストのお話まで。
事務所のスタッフが増えたわたしの周囲は以前より賑やかになり楽しげな雰囲気に。
本編後の時間軸ということもあり、最早ベテランになっているわたしがテキパキとトラブルを解決していくところは短編集らしいテンポの良さがあって気持ちよい。 -
「ひみつのおちゃかいのそのご」
同世代には受けない話。
解釈は人によって変わるのが物語とはいえ、これは子供には難しいだろ。
「じしょう未来人さんについてのおぼえがき」
出回っている予言書は。
似たり寄ったりな結果が出たとしても、覚えがあれば信用してしまうな。
「星の銀貨」
内容を少し変えてみて。
実際に演じている様子を見ていると、一瞬で夢を失ってしまいそうだな。
「ブレーメンの音楽隊」
逃げ出してきた先には。
理由があって来たとしても、結局何も能力が無ければ選択肢は減るよな。
「ヘンゼルとグレーテル」
作品が変わっていって。
成功したのは必然だったとしても、元々いた魔女は不運としかいえない。
「トロールハンターさんの、ゆかいなしゅりょうせいかつ」
二人で頑張っていたが。
この発想が先にあればよかったが、好戦的過ぎるのも見ていて呆れるな。
「よるのぼくじょうものがたり」
寄せられる不審者情報。
ここまで怪しければ調べるしかないとはいえ、本物かわかりたくないな。
「看板の竜」
トンチをきかせたはず。
こんな風に言われて頷く相手がいるだなんて、普通誰も想像しないだろ。 -
『人類は衰退しました』11冊目、最終巻。
「人退」最終巻は、全て未発表書下ろしの短篇集!こういった短篇集で、全てその本の為の書下ろしというのは珍しい。まさに"スペシャル"!
"わたし"ちゃんの学舎時代を描いた『妖精さんの、ひみつのおちゃかい』(5巻収録)のその後を描いた、"わたし"ちゃんの翻案童話が世界を席巻する(?)エピソード(と、それに基づく妖精さんらによる寸劇)と、「未来人」、「トロール」、「ゾンビ諸々」の"未確認生物(?)"をテーマにしたエピソードが収録されている。
ほとんどは直感で楽しめるいつもどおりのゆるゆるエピソードだが、『じしょう未来人さん~』はちょっとばかし考察が必要なSFで、最終巻としてしっかりシリーズの要素を押さえてくれているなぁと。
これにてシリーズ読了!ゆるふわな世界観でありながら、しっかりとロミオSFを展開してくれていて、約10か月の間、楽しませてもらいました!楽しい一時の感謝をここに。
(以下、収録作品。)
・ひみつのおちゃかいのそのご
・じしょう未来人さんについてのおぼえがき
・星の銀貨(※妖精さん寸劇)
・ブレーメンの音楽隊(※妖精さん寸劇)
・ヘンゼルとグレーテル(※妖精さん寸劇)
・トロールハンターさんの、ゆかいなしゅりょうせいかつ
・よるのぼくじょうものがたり
・看板の龍(※妖精さん寸劇) -
[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
最終巻「おじいさん」が話していた多様性を保つための活動が、この巻の「わたし」の行動になるのだろう。
この衰退世界には様々な生物が存在していることがよく分かる内藤となっていた。それらの生物は人類が書いた物語に登場するような生物ばかりだが、最終巻を読んでいれば納得のできることばかりだった。
「よるのぼくじょうものがたり」のエピソードは中々に面白かったが、ミリタリー妖精は可愛かったな。 -
ベテラン調停官の風格が。
妖精さんも生き生きとしてる。
彼らが楽しそうなら、なんだかんだで平和なのだ。
トラブルもいっぱい起こるけど、なんだかんだ楽しいのだ。
しかし、「わたし」はいったい、いくつまで生きたのだろうな。 -
本筋完結後ではあるがほぼいつもの
他の巻とも例にもれず出来不出来差が激しいが
いつものように良いところは良い -
本編完結後の短編集ということで、気軽にサクサク読了。SF要素も短編だとそこまで入り組んだ話にならないので読みやすかった。妖精さんバージョンの童話をもっと読みたい…!
読み終わってから気付いた。短編集2冊あるけど、こっちが後から出た方だったのか。読む順番逆だったな、、あまり影響は無いだろうけど、こういうの地味に気になるタイプ、、 -
短編集その2。「じしょう未来人さんについてのおぼえがき」が鳥肌。未来が見えるという少女とのお話で、SFのifを踏まえた〆がかなり秀逸。この作品には☆5。
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完結後の短編集。まだまだこういうノリで続けて欲しい。
本編完結前より随分と気楽なノリに感じるのは、そっちのほうの大ネタが割れた後だからってのもあるし、短編ということであまり話が入り組んでいないせいもあるかも。
お気楽な文明ギャグから、ちょっと不思議で切ない話まで。時勢にあわせて新作を読んでいきたいシリーズです。 -
まさか再び人類は衰退しましたを読めるとは思わなかった
良い意味でいつも通りな展開であることに安心。自称未来人さんみたいなほんのりSFを含みつつ妖精さんを絡めたブラック童話なノリはとても面白い
星の銀貨をあんな打算的に書いてしまうのはもはや脱帽する他無い(笑) -
また新刊が出たことにびっくり。前に触れられてたっけかな。何はともあれ、今回も妖精さんの不思議ぱぅあーは健在です。トロールハントが完全にモン○ンとか、相変わらずフリーダムですねぇ。ハントするのに必要な装備を整えるためにハントして素材を集めるって、よく考えたら目的と手段が入れ替わってるような(笑)名作童話も妖精さんにかかればブラックに。
著者プロフィール
田中ロミオの作品
