- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094517330
作品紹介・あらすじ
文化祭目前、さまざまな思いが錯綜し――。
たまちゃんの問題がいったん解決し、文化祭を目前に控えた11月。
俺、友崎文也は日南との会議を再開し、また課題にとりくむ日々を送っている。
文化祭に積極的に関わりながら、集団での立ち位置を確立していくのがこれからの目標だ。
そんなとき、日南が俺に尋ねる。
「――あなたは、誰が好きなの?」
それは、俺がひたすら保留にしてきたこと。
「三年に進級するまでに彼女をつくる」という目標に向けて、避けては通れない問い。
日南は言う。誰を選ぶのかと。
けど、俺に誰かを選ぶ権利なんてあるのだろうか?
成長してきた実感はあるけれど、それでも、心の奥底で俺の弱キャラ精神が言うのだ。
――選ばれるはずのない俺が、誰かを選ぶなんておこがましい、と。
各賞総ナメの大ヒット人生攻略ラブコメ、待望の第6巻登場!
感想・レビュー・書評
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相変わらず面白い。そしてなんだか甘酸っぱくなってきたぞ。
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多分、この巻辺りから作中の雰囲気が変わってきたように思う。
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簡潔を重ねるごとに加速度的に面白くなってきて、そろそろ真面目に感想を書かないと、と思っていたのですが、あとがきがいつも通りだったので、一言だけ。
菊池さんが尊い。 -
各ヒロインたちの魅力が増していく中で、その分心苦しくなっていたシリーズ。冒頭から彼女たちへの主人公の思いを整理するとありました。安心して読み始めた中、ラストに眩暈がしてしまいました。
文化祭巻ですが、葵の課題に合わせて活動的に動いている主人公。にしてもヒロイン良すぎかよ。ふとした瞬間にときめき、また文化祭に向けての準備が楽しく、脚本がどうなるか、主人公がどう向き合っていくか、次の巻が待ち遠しいです。 -
ストーリーとしては、次の大きな話への導入。
ということでこれまでの整理と、次の課題へのステップ。
インスタとかツイッターとかmixiとかの話が出てきたのはなかなか面白かった。ライトノベルでこういうのそのまま出してくるのも珍しいけど、自己啓発本的なノリがあるこの本では当然といえば当然か。
友崎くんへの恋愛指南、ナンパ指南などそういった話をしつつの、文化祭ネタで、最後の引き。文句なしの出来だった。
1巻からですけど、キャラのマインドがいい感じに、ラノベの一面的なキャラ性を崩していくのが気持ちいいね。