やがて恋するヴィヴィ・レイン (7) (ガガガ文庫)

  • 小学館 (2018年9月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (376ページ) / ISBN・EAN: 9784094517538

作品紹介・あらすじ

ルカの革命が全てを壊し、今恋が始まる…

「おれは、あの壁を壊す。三界まとめて破壊する」。ルカはヴィヴィとともに、ワールド・トリガーを起動することを選んだ。壁に守られてきたエデン人による世界の支配・搾取・人種差別。それを、終わらせるために。しかしそれは同時に、未曾有の破壊と虐殺を産むことを意味した。

「あなたが壊すこの世界を、わたしが築き直します」。ファニアは、共和国の枠を超え、三界を共存させることを目指した。

ついに本性を露わにし、エデン以外の下層国家を滅ぼそうと攻め込むエデン艦隊。エデンを叩き潰すことを生涯の夢として生きたルカのかつての親友、帝国皇帝ジェミニ。最後最大の世界戦争の行方は?そして、世界崩壊の引き金を引いたルカとヴィヴィの運命は?

世界を壊し、世界を再生する、恋と革命と戦争の物語。ついに大団円!!

感想・レビュー・書評

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  • 最後までとてもよかった

  • ついに終結した。
    12年、長いようで短い旅だった。
    たくさんを喪って、つらく苦しいばかりの戦争だったけど
    ルカを信じて共に歩んだことが間違いではなかったと、誇れるような未来を見ることが出来て良かった。



    …と、ちょっと物語中の人物みたいな語り口を続けてみようと思ったけど面倒になって断念。
    ヴィヴィレイン完結!
    ラストの夏空を映じたような清々しいエンドだった。
    私的に一番つらかったのはメルヴィルの死だったけど(喪ってから初めて気づいた気持ち…)
    あんなにドロドロしていたジェミニが最後に生きがいを得て、
    己の存在価値を知ることができたのはとても救いになった。

    この作品、とてもタイトルが好き。
    声にして読み上げたときの音が気持ちいいし、作品を読み始めた当初の、このタイトルにもなっている人物は一体誰なんだろう?何をするんだろう?という期待感を煽る感じがずっと楽しめた。

    世間は犬村さんの新作、プロペラオペラに湧いていて(買ってはいるけど順番はまだ先…)出遅れ感が半端ないけど
    やっと最後まで読み切れて良かった。

    それでは、新作を楽しみにしつつ。

  • まだ出番はあると思っていたがまさか返り咲くとはラヴちゃん。     
    女みたいな名前だけど最後の最期に男の意地を通したカミーユ。    
    いちゃいちゃするルカとヴィヴィ。     
    表舞台に立つために戦うファニア。     
    「お前の夢を、おれはまだ覚えてる」     
    ジェミニの原点。エデンとの最終決戦。    

    『親友』     

    世界再生に生涯を捧げることを誓うファニア。    
    世界を壊すだけ壊しておいてヴィヴィと放蕩三昧のルカ。   
    また会いましょう。また会えますように。      

    物語の始まりは、一人の女の子が路上の片隅で息絶えたとき。運命が動き出した。世界は変革する。    
    革命と戦争、恋と冒険の大叙事詩、ここに完結。    

    ――そして恋が始まる。

  • 完結。
    最近は人気がある限り巻を重ね、人気が落ちたら打ち切るように終わる。
    そんな作品が多い中、ほぼプロット通りに展開し終わる作品は貴重と思える。
    …逆に言うならメディアミックスされない程度の人気なのか?ともとれるけども。
    内容に話を戻すと、予想通りで最高の終わり方。と、いつもの安定感を見せている。巻末の年表も続編?なにそれ?な感じで潔い。後書きが無いのは賛否あるかもしれないが、私は純粋に作品で勝負してる感じがして好ましく感じる。「実はあと2、3冊の予定だったけど大人の事情でこの巻で終わりです!」とか後書きされちゃうと台無しですから…そんな理由で作者さんのSNSもフォローして無いですが応援はしてます。
    次のシリーズの開始を今は楽しみに待ってます。ラノベと呼ばれる書籍は新シリーズを買わなくなって久しいのですが(タイトルが長かったり、みんな異世界に転生する話なので…)作者さんの新シリーズは待ち遠しいです。

  • 望みうる最高のいい終わり方なんだろうけど、なんか寂しい。読み手側の燃え尽き症候群みたいな?キャラ立ちという面ではヴラドレンが最高に立ってたな。少年向けライトノベルはあまり読まないほうだけれど、これはよかったと思う。

  • 大団円なシリーズ最終巻。
    物語的にはルカとヴィヴィが出撃待機ということで全体的にファニアの物語だった。
    もちろんクライマックスはルカが持って行ったけどね。

    でもやっぱりファニアとルカはこうなってしまうのか。
    まあ、『追憶』の作者の物語と考えればむべなるかなとは思うけど。
    こういう時、個人的には後日談的に二人の再会の物語とか読んでみたくなるのだけど、無理だろうなあ。
    ルカとヴィヴィの世界の果てを探す旅も読んでみたい。
    こちらは『恋歌』の作者の物語だと思えばあるんじゃないかと思ったり。

    なんにしても作者には素敵なお話をありがとうと言いたい。
    お疲れさま。

  • 完結かあ。正直、ここまで読む中で期待したような結末ではなかったし、展開も驚かされるようなものではなかった気がする。そういう意味では一つ前が実質的な完結なのかも。もっと巻数をかけても良いぐらいに思える。

  • 大団円。
    恋愛的にそこに落ち着くのかーというのはあったけど、あの二人は結ばれないからこそなのかな、とも思う。
    ジェミニがここに来てめっちゃ可愛い感じで、彼はずっとルカとそういう関係でいたかったんだな、と思って何だか泣けた。あそこで死ぬのも彼らしい。ラヴちゃんはあまりに存在感ありすぎてびっくりだよ! もしかしたら、彼女と結婚する未来もありかなぁ? 感情ではなく、立場としてね。

    全7巻、楽しめた。次作も期待!

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著者プロフィール

1971年生まれ。小説家。代表作に、「とある飛空士」シリーズ、『レヴィアタンの恋人』(ともにガガガ文庫)などがある。

「2014年 『サクラコ・アトミカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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