封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ (1) (小学館ルルル文庫 し 2-1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094520088

作品紹介・あらすじ

千年を生きる鬼・戸倉聖と志島弓生-彼ら二人を中心に、登場人物それぞれの生き様を鮮やかに映した「封殺鬼」が、装いも新たに登場!今回の舞台は社会情勢が不安定でオカルトブームが起き、奇妙な人食い事件にも揺れている、昭和初頭の東京。表の陰陽師が捨てた「力」の系譜を継ぐ裏の陰陽師にして若干十歳で当主となった美少女で「鬼使い」神島桐子が中学生だった頃の物語を描く新章が、ついに幕を開ける。

感想・レビュー・書評

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  • 封殺鬼がKindleで出てる~と発見して、ついつい10年以上ぶりに読んでしまった。止まらないの覚悟で、土日でKindle分一気読み。
    昔の話もぜんぶKindleになってくれないかなぁ。
    やっぱりこれ、面白いんだよなぁ。

  • 面白ぇええええ!!!!!
    桐子ちゃんかわわ

  • 、昭和初頭の東京。裏の陰陽師にして十四歳の神島家当主、神島桐子は真術会から手荒い招待を受ける。

    雰囲気が大変好みな物語でした。
    甘くなく、しっかりとした構成や時代考察で読みごたえがありました。

  • 千年もの時を生きてきた鬼、鬼同丸(戸倉聖)と雷電(志島弓生)が陰陽師にして鬼使いの少女、神島桐子と信頼関係を築きながらさまざまな敵と対峙し、事件を解決していく人気シリーズ。現代では老女である神島桐子の少女時代の話で、のちに伴侶となる武見志郎との不器用な恋も見所。

  • 本編は発売されるとすぐに購入して読んだものですが、この過去編は今になってやっと読み始めました。
    登場人物達が相変わらずで嬉しい!
    桐子が楽しそうなのも嬉しいです。
    初登場の人物では、挿絵付き場面の宇和野さんがかっこよかった。

  • ストーリー作りも文章も予想外にしっかりしていた。アイテムとしては王道なものばかりだけど、それがきっちりした破綻しない文章でまとめあげられているから読んでいて安心する。前シリーズを読んでいないと楽しめないかなと不安だったけれど、分からないことが多くて不快になるような書き方はされていないので大丈夫だった。むしろ、前シリーズで何があったのか読みたくなってくる。上手な作者さんだと思います。次回に続く! という終わり方なので、続刊早く手に入れて読みたい。

  • なんで知らなかったんだろう?
    こんなに面白い小説があったなんて!
    出てくる人物の魅力的なこと!
    酒呑童子が甘いものが大好きなんて
    なんて素敵なシチュエーション!!!

    一巻目を電子ブックで読んでしまって
    二巻目からは普通の本でしかなかったので
    本屋さんで探そうか、アマゾンで一気に買おうか悩んでます。
    その上これより前のシリーズがあるみたいで
    そうなると膨大な数に(--;)
    どうしよう・・・

  • 桐子14歳の物語。とは言え10歳のときと何もかわっとらんがな。相変わらずの桐子ちゃんです。
    なんかかなりシリーズ続いてきたものらしいけど、「花闇を抱きし者」で読み始めたばかりなのでよくわかってない。
    とにかく今回は神島に接触を図ってきた宗教団体と世間を騒がす「人喰い」の話。
    そして聖が異界で出会ったぼんやり男・武見志郎も関わってきて・・・。
    まだまだこれから話はなが~くなります・・・。

  •  平安時代から生き続けてきた二人の鬼と人の紡ぐ物語である封殺鬼シリーズの新章。

     昭和初頭の東京が舞台の、先だって完結したシリーズに登場していた陰陽師の神島桐子さんが中学生だった頃の物語…中学校、本当に通ってるのかが非常に謎です。でも、彼女が怒鳴ったり笑ったり可愛く髪を整えられたりするような時間があってよかったなぁと思いました。
     
     各所で炸裂する霧島さんっぷりの素敵さや「昼行灯」と称され続けていたあの方の登場などを鑑みるに、今後の展開がとても楽しみです。現と異界の、繋がりながら隔たれている在り様を描き出す文章に息をのむことがしばしば。「浅草十二階」のように節々に登場する文物やそこに存在する言葉に漂う空気が昭和な感じ。鬼たちや魑魅魍魎や人たちはどのように関わっていくのでしょうか。

     81ページの絵のアングルがサイコーだと思ったり。

  • 聖可愛い//

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著者プロフィール

大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「封殺鬼」シリーズ 、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズほか、著書多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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