封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ (2) (小学館ルルル文庫 し 2-2)

著者 :
  • 小学館
3.61
  • (11)
  • (26)
  • (36)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 161
感想 : 14
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094520279

作品紹介・あらすじ

陰陽師「本家」の当主・神島桐子は東京に出て来た。自らを囮にして東京を震撼とさせている「人喰い」事件に迫ろうと。その途次で神島の遠縁という武見志郎という現世と異界を行き来する奇妙な青年に出会う。彼は桐子の放った術をあっさりとかわしたばかりか、異界からの情報を伝えてきた。興味を感じた桐子だが…?千年を生きる雷電、鬼同丸のふたりの鬼と若き鬼使い・桐子の活躍を描く大人気新シリーズ第2弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ユミちゃんも意外と過〜保〜護〜〜

  • 陰陽師神島家の当主・神島桐子は東京を震撼とさせている「人喰い」事件に迫ろうと上京する。その途次で遠縁の武見志郎という奇妙な青年に出会う。

    161Pのイラストがかわいかったです。
    丁寧な構成で今回も楽しく読めました。志郎との関わりも深くなってきてますます期待が高まります。

  • 物語は足踏み。
    でも桐子の感情の流れが面白かった。
    今後、桐子の成長が見られそうでとても楽しみ。

  •  美しいという表現を男に対して用いるのも奇妙だが、他に言いようが無い。氷の白々とした冷たさと刃の凄絶な鋭さをもちあわせながらなお、ぞくりとするほど妖しい、人ならざるものの美というべきか。
    「ほらユミちゃん、のり巻きやでー。煮凝りも好きやろ。あそれから、お豆さんは体にええんやから食わなアカン。俺、とったろか?」
     
     志郎は必死で笑いを噛み殺した。
    (食うか、この顔でのり巻きを・・・しかもユミちゃん・・・)

  • 陰陽師「本家」の当主・神島桐子は東京に出て来た。自らを囮にして東京を震撼とさせている「人喰い」事件に迫ろうと。その途次で神島の遠縁という武見志郎という現世と異界を行き来する奇妙な青年に出会う。彼は桐子の放った術をあっさりとかわしたばかりか、異界からの情報を伝えてきた。興味を感じた桐子だが...?千年を生きる雷電、鬼同丸のふたりの鬼と若き鬼使い・桐子の活躍を描く大人気新シリーズ第2弾。

  • このシリーズで何が好きかって、長くなってもつまらないと思わないところです。

    やっぱりライトノベルって他の文庫に比べて、文章が稚拙(いや、構成力かな……?)、あるいは単純だと思うものが多いんですが(念のため言っておきますがライトノベル大好きです!)。
    この物語の場合長くなっても気にせずにするすると読めるんですよ。
    楽しいです。

  • 一人の少女が目の前に立っていた。

  • 続き。酒屋の息子が気になる。

  • 3月3日読了。聖の活躍に期待。続き、楽しみです。

  • 既読。
    第二次世界大戦開始〜大戦終了までは、結構美味しい時期だよなあと思う。
    弓ちゃん、次辺りで陸軍の制服を着てはくれまいか…。

全14件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「封殺鬼」シリーズ 、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズほか、著書多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

霜島ケイの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×