エノーラ・ホームズの事件簿~ふたつの顔を持つ令嬢 (小学館ルルル文庫 ス 1-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094520750

作品紹介・あらすじ

偽名を使って「探し屋」を始めたシャーロック・ホームズの妹、エノーラ。ところが、そこに"あの"ワトスン博士が「エノーラ・ホームズ探し」を依頼してきて!?兄の影に不安を感じつつ、エノーラが初仕事に選んだのは失踪した準男爵令嬢セシリー探し。しかし、そんなエノーラにシャーロックの捜索の手が迫り…!令嬢探しと、シャーロックとの推理合戦!好評ビクトリアンミステリー第二弾登場。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。
    毎回お母さんとやり取りする時に暗号がでてくるので、それも面白い♬

  • ホームズ兄妹の末娘、年離れまくった娘さんが家を飛び出して自活しつつ探偵的な仕事をなさるお話。
    翻訳もの特有の、なんでもできてちょっと気が強いアタクシ主人公。女性蔑視に立ち向かうアタクシ。外国小説で、時代もので女主人公となると、ジェンダー論が強いのはなぜなのか。フレーバーとしてはわかるが、あまりにちょいちょい出てくると面倒。

  • ホームズ兄弟には、田舎の領地で暮らす母と14才の妹エノーラがいた。母は失踪、1人残されたエノーラは堅苦しい淑女の生活を嫌い、自分を寄宿舎に入れようとする兄たちから逃れ、単身ロンドンへ。

    ホームズ家の血筋か、持ち前の正義感と冒険心、変装の才能を活かして「人探し業」を始めるが、なんと最初の客は『友人の妹を探してほしい』というワトスン博士だった。

    エノーラを家の恥だと厄介者あつかいするマイクロフト、幼い妹を心配し行方を探すシャーロック。エノーラにとって名探偵の兄は、自分を連れ戻そうとする敵であり、尊敬する紳士であり、愛しい肉親でもあり…という、一人ぼっちで生きる少女の心の揺れが、ホームズファンの女子にはキュンとくるのではないでしょうか。

    これがシリーズ2作目。

  • 聖典派のホームズ好きだと少し嫌がるとは思います。
    ホームズとワトソンの関係にちょっと斜めな事を考えられる位の寛大なファンならどうぞお読み下さい。

    架空の妹が家出してロンドンで冒険する小説第2弾。
    妹の人物像を把握し切れていないシャーロックの裏をかいて妹は大活躍します。シャーロックはそんな妹が心配で堪らない・・・。

    シャーロックにちょっと萌えますw。
    が、私の大好きなマイクロフト(最近マイクロソフトに空目して困る)が酷く冷たく、頭の固い老人的扱いで残念です・・・。

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