桜嵐恋絵巻 (小学館ルルル文庫 み 1-6)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094520767

作品紹介・あらすじ

二条中納言家の詞子姫は、鬼を呼ぶ姫と皆から疎まれ、16歳で無実の罪を着せられて白河の別邸に移される。そんな詞子が美しい桜に惹かれて庭に降りると、そこには長身で黒目が印象的な源雅遠の姿が…!詞子は見ず知らずの公達に姿を見られたと落ち込むが、詞子の可憐さに心を惹かれた雅遠は、思わず詞子に菫の花を贈る。様々な思惑が渦巻く京の都で、生まれたばかりの恋は…!?ときめき平安ラブロマンが始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 右大臣派の貴族の長女の詞子(ことこ)は鬼を引き寄せる姫と呼ばれて、別邸に追いやられる。そこへ左大臣の親に期待されていない長男の源雅遠がたまたまやってきて、たちまちに恋の王道が始まるのでありました。憎たらしい妹や弟がいて、でも引き立ててくれる従者や乳兄弟がいたりと常道でありますが、うきうきと若い気持ちにさせてくれるのでありんす。るるる。

  • 絵が現代っぽいのが苦手で、結構ながいこと避けていましたが、読んでみるとちゃんと時代物でした。
    電子書籍で出ていたので購入しました。
    一気に3巻まで読んだからかもしれませんが、主人公(は雅遠?)の成長と恋が良い感じに描かれていて、続きがどんどん気になっていきます。
    面白いです。

    でもやっぱり絵が(きれいだけど)気になるんです。趣味の問題かも。

  • 勤務先で、最新刊にリクエストがきたので注文。
    来た本を見たらそそられたので、1巻から読んでみました。
    氷室冴子さんの『なんて素敵にジャパネスク』以来、平安ものが大好きなのです。
    少女小説的に、超王道な展開してますが、おもしろくて次々読んでいます。
    1週間で5巻読みました・・・

  • 平安時代の設定好きですが、深山くのえさんの作品は安心して読めます。

    二条中納言家の詞子と左大臣家の雅遠。
    家柄はいいけど、一方は鬼姫と呼ばれ、もう一方は無位無冠。
    猫に導かれて出会った二人ですが、雅遠が強引に押しかけるうちに、だんだん詞子も惹かれていく。
    なんか、いい感じです。

    今回は、詞子が白河に追いやられた原因となった鬼の話でしたが、詞子を悲しませたくないという雅遠が事件を解決してしまいます。

    二人の恋は、周りに秘密ですが、今後、どんな感じで展開されるのか、ものすごく期待します。

  • 平安朝が好き。妹嫌いだ。
    つ、続きが気になりまくり! ああもうじれったい。

  • 桜嵐第1巻(…だよね?)。
    詞子の生い立ち、かなしいねぇ…。

  • 再読。2人の出会いを改めて読むと感動します。まさに始まりって感じの巻でした。

  • いろいろと突っ込みどころはあるもののかわいらしくてよかったです。

  • 表紙絵が、漫画家の藤間麗先生。
    平安時代のお話で、昔読んだ・・・なんて素敵にジャパネスク!(氷室冴子)が、思い起こされる作品。

    もちろん設定は違って、呪われた姫君の恋のお話。
    文章が稚拙ながら、世界観が好みなので、二重丸作品です。

  • 2009年2月7日
    ほんわかした中にミステリーのある平安恋愛絵巻

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