- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094520897
作品紹介・あらすじ
源雅遠と詞子姫は、互いを宝物のように想う仲。ただその想いは周りには秘密。なぜなら雅遠は左大臣の子息で、詞子は右大臣派中納言の姫君と、家同士が犬猿の仲なのだ。そのうえ詞子は、呪い持ちの姫として皆から疎まれていた。ある日、雅遠の乳兄弟・保名が二人の想いに気付き、同じ頃、雅遠は盗賊に襲われてしまう。保名は呪い持ちの詞子のせいだと責め…。やがて雅遠は詞子を守るために、ある決心を固める。
感想・レビュー・書評
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盗賊騒ぎを解決したことで、雅遠と詞子の仲はますます緊密になっていく。頭が悪いとひねくれていた雅遠も鬼の呪いの決めつけに引っ込んでばかりいた詞子も新たな道を見つけていく。先行きは決して安閑とはしていられないのだが。詞子付きの葛葉と乳兄弟の保名がいい味出しています。登場人物も増えてきて、にぎやかになってきた。
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・詞子様が恋する乙女の瞳をしている・・・
・詞子様は長門でなく綾波だったのか
・保名さんの恋する過程まさかの全カット
・葛葉さんの回想思いの外泣けた・・・
・兵部卿宮・・・これいい人オーラしかないぞ・・・
・雅遠様実は賢いのか -
貴族の娘でありながら、呪い持ちの鬼姫と蔑まれれいた詞子は、左大臣家の嫡男、雅遠と恋に落ちる。しかし、実家が右大臣派の詞子と雅遠は家同士の軋轢もあり……。
なんとなく、詞子の境遇がおちくぼ物語を連想させる平安絵巻。
雅遠と同じく、雅に程遠い性格なので、平安ものは苦手なのですが、このシリーズはおもしろく拝読しています。
派手ではないけれど、堅実な物語。読み終えた後には毎度何かを積み上げていくような達成感があります。 -
雅遠を心配するあまり、保名が詞子を責めるシーンでは胸が痛みましたが、とても優しい子なんですよね。
保名と葛葉の恋も楽しみですが、男性キャラだと敦時が好きなので、彼の出番が増えることを望みます。 -
友人からの借り物。
こういうのがよみたかった! -
優しくて儚いだけにも見えた詞子が、雅遠の影響もあって、少しずつ自分も強くなろうとする姿がよかった。 それにしても妹が不憫な程に悪役。あと、雅遠よ、働け・・・とずっと思っていたので、ようやくそうなりそうで嬉しい。
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1巻も好きですが、話に引き込まれたのはこの巻から。
ありがとうございます。よくも1000冊読めたなあと感慨深いです。まあ、毎日、本ばかり読んでいるんですけどね。あ、仕事も一応してる...
ありがとうございます。よくも1000冊読めたなあと感慨深いです。まあ、毎日、本ばかり読んでいるんですけどね。あ、仕事も一応してるし、料理やら家事もやるんですけど。
土瓶さんも100%じゃないですか、これからもいろんな本のレビューをお願いします。
いつもいいね!ありがとうございます。
レビュー1000冊おめでとうございます♪
記念で初コメさせて頂...
いつもいいね!ありがとうございます。
レビュー1000冊おめでとうございます♪
記念で初コメさせて頂きました。
ありがとうございます。コメントを励みに、また本を読み続けます。
ありがとうございます。コメントを励みに、また本を読み続けます。