桜嵐恋絵巻 ~ひととせめぐり~ (小学館ルルル文庫 み 1-11)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521375

作品紹介・あらすじ

詞子と雅遠が桜の下で出会ってから一年。秘する恋とはいえ互いに愛しさは増すばかりで、雅遠は本気で結婚を申し入れていた。だが、詞子は鬼の呪いがある以上結婚は無理だと頑ななままで…。その頃、宮廷では左大臣と右大臣の権力争いが激しくなり、詞子と雅遠の家の確執は深まる一方。そんな中、雅遠は詞子を呪いから解放すべくある秘策を講じた!二人に幸せな愛の進展はあるのか…。

感想・レビュー・書評

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  • 雅遠は思い切って鬼の格好をして艶子を脅かし、桜姫(詞子)との縁を切らせようとするが、思いもかけないほうに事態は進み、詞子は雅遠との結婚を決心することになる。一方、女御が懐妊したり、雅遠の妹を皇太子妃にしようとしたりする動きがあって、左大臣と右大臣の争いが激化する。雅遠は好きな男性のいる妹をなんとか守ろうと思う。雅遠と詞子の結婚の儀式をしたりして二人は幸せいっぱいだ。二人を応援したいが、なかなか先はそうは問屋が卸さない雰囲気があるように思う。

    • りまのさん
      goya626さん

      あけましておめでとうございます!
      新しい年が、goya626さんにとって、幸多き年になりますように!
      goya626さん

      あけましておめでとうございます!
      新しい年が、goya626さんにとって、幸多き年になりますように!
      2022/01/01
  • ・ついに結婚した詞子様と雅遠様
    ・マイホームまで建てるんだから雅遠様の甲斐性ったらすげえぞ…
    ・艶子さんもなんだかんだ嫌いになれねえ
    ・利雅さんといい複雑なシスコンとブラコンでバランスいいんじゃないかな
    ・奏子さん気になる

  • 詞子と雅遠が桜の下で出会ってから一年。
    秘する恋とはいえ互いに愛しさは増すばかりで、雅遠は本気で結婚を申し入れていた。
    だが、詞子は鬼の呪いがある以上結婚は無理だと頑ななまま…。
    その頃宮廷では左大臣と右大臣の権力争いが激しくなり、詞子と雅遠の家の確執は深まるばかり。
    そんな中、雅遠は詞子を呪いから解放すべくある秘策を講じた!

    一年ということで色々起こりつつ、まずは二人の関係にも一区切りという感じ。
    今回は雅遠の実の姉妹である奏子や麗景殿の女御も登場。
    ご両親と腹違いの弟があんな感じなので心配していたけど、予想以上に雅遠達にとって味方になってくれそうな良い姉妹で一安心。
    麗景殿はともかく、妹の奏子はぜひ実春さんと何とかなってくれるといいんだけど。
    内裏の方は登花殿の女御が懐妊したりとさりげなくも重要な動きが。
    一方詞子の妹・艶子も、前巻で出生を知り悶々としている様子。鬼の言葉に慌てて姉の元に向かうあたり、やっぱり根は悪い子では無かった模様。最初は本当にどうなんだこの子と思ってたけど、成長が見られるのは嬉しい限り。いつか仲良くしてほしい。二条と縁切っちゃったけど…。
    そして今巻最大の展開はやっぱり縁切りからの結婚でしょう!
    てっきり結婚は両家を説得するなり何なりしてからの、最終巻での展開だと思っていたので予想外。親に内緒で結婚しちゃったよこの人達。
    まぁ幸せそうなので良かったけど。親にばれたときが怖いなぁ。

  • さらっと結婚しちゃったね。

    初めて詞子が役に立つ日がきたと…。

  • 二人が出会ってから一年。ついに〇〇ですか〜。いや、めでたいめでたい。
    新キャラの恋も動きつつで、本当に展開が気になります。
    そして、今回は詞子を心配する艶子が本当にかわいかった。

  • とうとう結婚しましたね。おめでとうございます!!
    このまま平和に過ごせると良いですが・・・。

    雅遠の姉・麗景殿の女御様登場。
    なかなかさっぱりした方でしたね。

    実春と奏子はどうなってしまうんでしょうね。

  • 出会いから1年。色々ありましたが、とりあえず・・・というか幸せな巻でした。これから色々起こるらしいのでドキドキしますが、ニヤニヤが止まりませーん。 それに意地悪一辺倒だった艶子の優しさが見えてきて、そこのところも嬉しい。鬼父は相変わらずですが・・・・

  • シリーズ5巻目。
    出会ってから1年が経過して、また桜の季節がやってきました。
    詞子だけでなく、雅遠も「鬼蔵人」と呼ばれるようになったみたいです。

    詞子と雅遠の二人のラブ度は相変わらずですけど、なかなか結婚できないなぁって思っていたら、兵部郷宮の協力で、雅遠が艶子を脅かし、詞子が鬼の嫁になることを了承させます。
    艶子も自分の出生が分かってからは、詞子のことも思いやることができたのか、鬼が去ってから、詞子に逃げろと言いにいったのには驚きました。

    艶子と縁を切ったとは知らない雅遠が、ダメもとで再度求婚したら、やっとOKをもらえたんですけど、信じられなかったのか、何度も確かめる雅遠がかわいいです。
    まだ、双方の親は知らない状況ですが、やっと結婚することができてよかったです。
    詞子も気持ちもちょっと変わった感じですね。

    藤の花見に招かれた雅遠のため、装束を用意し、何を題材に選択されても雅遠が困らないよう、たくさん歌を用意して、右大臣派を跳ね返した雅遠、かっこよかったです。

    今回大きな事件といえば、二人が結婚したということですが、それ以外には、次巻への伏線?と思われるような点がいくつか出て来てました。

    1個は、登花殿の女御と梅壺の女御が懐妊し、政治情勢が不安定になったことですが、雅遠の妹の奏子と雅遠の友人の実春の恋の行方も非常に気になります。次巻は、これがどう関係してくるのか、気になります。

  • 再読。遂に結婚!おめでとう!!でも、まだ問題は山積み。でも、詞子と雅遠ならどんな困難でも乗り越えられると思います!

  • 2010年4月6日
    やっと結婚まで行き着いた二人

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