横柄巫女と宰相陛下 金色の悲喜劇 (小学館ルルル文庫 あ 2-4)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521405

作品紹介・あらすじ

カノンとノトは、新王と新王巫女として儀式に望むため、リリィ一族の領地にある神殿へと旅立った。領地の舞踊祭で舞姫となるリリィも連れて。町中が沸き立つ舞踊祭の当日、ノトとリリィが忽然と消えた!リリィ一族のお家騒動に巻き込まれたのか、それとも…!?カノンは冷静になろうとするものの、ノトを思うと今までにない気持ちを感じてしまい…!?二人の絆が深まる華やかロマンファンタジー!リリィも犬も事件解決に大活躍。

感想・レビュー・書評

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  • 天然スケベが自覚し始めた。

  • リリィ一族のキャラクターが予想以上に濃かったです。相変わらずの甘々は話は読んでいていいなぁと思いました。

  • 天然×天然に砂吐きそうなところを、犬に救われます…。カノンはもう天然以外の何ものでもないよ!

  • 4巻目は、とうとう、リリィ様一族が出てきます。
    リリィ様一族の方々は、みなさま、豪華な髪型とフリルいっぱいの衣装、濃ゆい性格で、リリィ様が目立ちません(^^ゞ

    舞姫となるリリィ様と、自分こそは舞姫と思ってたところを横からかっさらわれて、リリィ様を心よく思わない従姉妹アリス。巻き毛派とストレート派などとくだらないことで争ってますが、そのアリスとリリィ様の兄、キデアの浅はかな企みによって、ノトがリリィ様と一緒にさらわれてしまいます。

    さらわれたノトを思っているところを、ミルンから指摘されて、ようやくカノンが自分の気持ちを自覚したようですが・・・あれ、今まで抱きしめてたりしてたのは自覚なしだったってこと???
    カノンって、天然過ぎません?

    でも恋心を自覚したあとは、また冷静なカノンに。
    「聖剣の巫女」と「国王」は一対だけど、聖獣のものである巫女は結婚できないし、巫女がいなくなると、王も失脚するとなると、なかなか次には進めません。
    うーん、これは悩みどころですね。

  • 二人組の作家さん鮎川はぎのさんのデビューシリーズ。
    何がいいって、刊行ペースが速い。5月刊デビューで、12月に4巻が出ているので、ストーリーを忘れないうちに続きが読めるのはうれしい限り。
    物語は、不器用で人づきあいが苦手な見習い巫女ノト、弟の戴冠式のためノトの神殿にやってきた、宰相のカノン。”横柄巫女”と”宰相陛下”の二人は、その不器用さから、有能さとは裏腹に、周りからは煙たがられる存在。王家の陰謀に巻き込まれ、閉じ込められた二人は、脱出のために力を合わせる。実は二人が脱出したルートこそ、王と王巫女へ課される儀式であった。
    ここまでが1巻の内容。
    2巻以降は、舞台を王都や御幸先へ移しながら、周りのおバカな人間の欲と陰謀に巻き込まれながらも、二人が協力して解決していくストーリー。

    一人でもいいと思っていた二人が、次第に強い絆で結ばれていく過程が描かれています。ノト程横柄ではないなと思いながらも、他人を理解していくプロセスには、共感すること多数。

    そして、いずれ二人の間に芽生えていくであろうラブの行方も気になるところです。今回のラストシーンで、”お互いのそばにいたい”と確認した二人。
    実は王であるカノンは結婚できるのですが、王の巫女は、王の在位中はその座を降りることができないという制約があり、当然巫女の結婚はタブー。そういった障害を乗り越えて、二人の関係はどこに落ち着くのか、見守りたいですね。

    通称”犬”こと初代国王”シリウス”や、巫女仲間?のリリィなど、賑やかし要因も脇を固めており、飽きることなく読めます。

  • タイトルから、「どんな話?!」と思っていたのですが、面白かったです。
    既刊も一気に読みました!

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