横柄巫女と宰相陛下 肖像のない王女 (小学館ルルル文庫 あ 2-7)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521559

作品紹介・あらすじ

王と王巫女ゆえに、愛し合うことは許されないカノンとノト。だが王宮には各国から縁談が舞い込み、カノンは妃選びを迫られる。国王として本心を抑える決心を固めるカノンだが…。そんな中、ある情報が入ってきた。アリオト王国の王女暗殺が、シリウス国内で企てられているという。それは戦にも発展しかねないこと。国の危機にカノンは…!?様々な思惑が、ノトとカノンに降りかかる。恋と陰謀に揺れる王宮ロマン。

感想・レビュー・書評

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  • 両想いだとわかったのに、同時に結ばれることはないんだと理解してるのが切ない。

  • カノンに婚約者ができてしまいました。どうなるのノト。今後の展開が気になります。

  • とうとうこの話が来たか…! キルテの今後も気になる。

  • シリーズ7巻目は、カノンのお妃選びです。
    ノトを愛するのを諦めるんをやめたカノン、でも王として妃は選ばないといけない・・・。
    うーん、もやもやします。

    カノンの妃選びの話が、いつのまにやら、隣国アイオト王国の王女暗殺というきなくさい話がからんで来たところで、新たな登場人物3人登場。カノンの妹マリィとその友人ノーラ、あと、4巻で出てきてた、リリィ曰くのぽっちゃりさん、ミルンです。

    特にミルン。痩せたらかっこよくなったってたまにありますが、これほどとは・・・変わりすぎでは?あんまり変わりすぎて、リリィ様に、ぽっちゃりさん=目の前のミルンとは認識されず、ちょっとかわいそうですが、ミルンも美青年になった自分を「みすぼらしい」って思ってるところが、リリィ様を好きなミルンらしくて笑ってしまいました。

    マリィもなんだか犬の様子がおかしいなって思ってたら、あの裏切り者とされている人だったとは。ずっと敵では?と思ってましたよ。

    ノーラもなんだか怪しいって思ってたら、やっぱり探していたアリオト王国の王女でしたけど、まさか、最後にあんな展開になるなんて。まあ、お互いの利害が一致し、納得した上での婚約でしょうが、それを聞いたときのノトの涙がーーーー。

    初めてお互いに気持ちを伝え、普通ならここからラブラブモードになるはずのに、気持ちは伝え、キスもしたのに、そのあとこれが最後っていうのは、めっちゃせつないーー。
    この巻、最後がせつなすぎです。

  • せ、切ない……!!

    巫女であり、国王であるがゆえに、二人の恋は許されない。想いが通じ合っても、人から祝福されることはない。
    それだけに、ラストの二人のやり取りが切なかったです。
    今回はリリィの出番が少なくてよかった。
    私はリリィがウザくて仕方がないのだが、作者は気に入っているのだろうか。そして、それほど出しても問題ないほど他の読者はこのキャラを気に入っているのだろうか?
    軽いノリの時であればいいが、現状のようにシリアス展開になってくると、こういうキャラの存在は果てしなくウザイ。清涼剤としてのギャグ要員になるにはアクが強すぎ、物語を楽しむためには邪魔なものでしかない。シリアスな中での和ませるためのギャグ要員は、犬で充分である。
    犬といえば、マリィにびっくりだ(笑)。

    話は面白いので、このままのクオリティで六ヶ月連続刊行をやり遂げて欲しい。だが、相変わらず、挿絵のクオリティは残念。

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