女王家の華燭 (ルルル文庫) (小学館ルルル文庫 あ 3-1)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521573

作品紹介・あらすじ

女王の髪から生じるという、不思議な金の炎によって守られた炎杳国。ある時、炎杳国との戦に敗れた夜冗国は、女王より和平の証として公主の婿を要求されたのだった-。盛大な婚礼の最中、炎杳国公主・宝蘭は初めて見る夫、夜冗国公子・宵雪の、血のように赤い瞳に強く惹かれた。そして、宵雪もまた敵国の公主の可憐さに目を奪われ…。意に染まぬ、政略で結ばれた二人の恋の行方は!?ルルルカップ読者支持率No.1の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 2010/06/02:表紙のイラストから西洋風の話かと思っていましたが、中華風の世界でした。目新しい内容ではなかったものの、ひたすら甘くて可愛らしいカップルでした♪

  • きゅんきゅん!

  • 敵国に婿入りすることになった第三公子。行く前はゆううつだったが、二人は運命の出会いと感じた。こんのらぶらぶ夫婦が〜(笑)。最初はぶつかりあっていたのに、公子がおっとりした感じがよい障壁になってよいい効果。らぶらぶ好きに人にはおすすめ。面白かった。

  • 「第1回ルルルカップ」の読者投票No.1の支持という帯に惹かれての購入ですが、期待を裏切られません。それにやっぱ、古代の中東っぽい国の設定とか、黒髪の細めの公子とか、好きです。

    不思議な金の炎に守られた炎杳国との戦にやぶれ、和平の証として、公主宝蘭の婿として公子を要求された夜冗国は、もっとも不要とされる赤い目の公子宵雪を婿として差し出します。
    宵雪は宝蘭の可憐さに目を奪われ、宝蘭は宵雪の赤い目を美しい目と思って、最初はお互いに、「自分の目を一瞬で奪うなんて化け物では」と思ってしまいますけど、だんだんと惹かれていき愛し合う・・・。ありがちですが、いいわぁ。

    公主暗殺未遂事件の犯人は意外な人でしたけど、それもお互いの仲を深める話で、ひたすらラブ全開で、終始ニヤニヤしっぱなしでした。

    やっぱり、一気に読ませる話は、読んでて楽しいですね。

  • どなたかの本棚で見つけ、読むことにした本です。
    周りに本を読む者がいませんので、ブクログに出会えてよかったな、と感謝しています。
    言い回しが普段使わない感じで、イラストのかわいらしさと、薄さのわりに軽い読み物、という雰囲気ではなかったように思います。
    内容は恋愛物でした。苦手と思っていたのですが、読みきってしまいました。幸せになるだろう恋愛小説は、読める性分のようです。

  • 第一回ルルルカップで一位を獲得、応募作品を加筆・修正した長編作品であり、デビュー作。
    ツンデレな姫と、やるときはやるのほほんとした公子との政略結婚から始まる物語です。
    物語の舞台は中華風。家具や建物などに独特の言葉が多く、雰囲気があっていい反面、低年齢の読者にはわかりにくい部分もあるのではないかと思いました。しかし、物語に支障はない程度なので大丈夫かとは思いますが。
    気になった点としては、登場人物のほとんどが多弁だったことです。テンポよく読めますが、「あ、終わっちゃった」という感もありました。
    糖分高めなので、ラブラブ大好きな方には喜ばれると思います。私には、ちょっと駄目でした。

  • 本編もさることながら、あとがきでの言葉遣いに感嘆しました。
    美しい日本語を使われる方だな、と。

  • 確か立ち読みした記憶がある。…たぶん。
    これはこれで面白い話だと思った。続きが出たら…多分また読むんだろうな。

  • 女王の国に敵国の公子が婿入りするというのは、逆パターンで面白いと思ったのですが、公主の命が狙われた時点で犯人がわかってしまったのが惜しい気がする。

  • 全1巻の読み切り

    女王の髪から生じるという、不思議な金の炎によって守られた炎杳国。
    ある時、炎杳国との戦に敗れた夜冗国は、女王より和平の証として公主の婿を要求されたのだった――。
    盛大な婚礼の最中、炎杳国公主・宝蘭は初めて見る夫、夜冗国公子・宵雪の、血のように赤い瞳に強く惹かれた。
    そして、宵雪もまた敵国の公主の可憐さに目を奪われ・・・。
    意に染まぬ、政略で結ばれた二人の恋の行方は!?

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