横柄巫女と宰相陛下 煌めく嘘 (小学館ルルル文庫 あ 2-9)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521634

作品紹介・あらすじ

不穏な国際情勢のなか、幽閉中の王弟エリオが脱走!?ある事態を危惧してカノンはエリオの行方を国王自ら追うが…。一方、謹慎中のキルテは宮廷復帰をかけて、自領での華やかな宝石市を成功させようとしていた。リリィに連れられて宝石市に出かけたノトを、待ち受ける難問とは…!?恋を封印しながらも、微妙な想いが心に残るノトとカノン。聖剣の巫女と国王の許されない恋心が揺れる、王宮ロマンミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • エリオさん、まさかのカムバック。
    種蒔き終了して、これからは刈取りに向かうと著者があとがきで書いてたとおり。

  • ノト宝石市に行く&エリオ復活の巻でした。
    ノトよりもエリオが目立っていたような気がします(あくまで私はですが・・・)
    そして、カノンのノト心配性が悪化したような・・・でもそこにキュンキュンしました。しかし、ノーラが男性恐怖症(仮称)を克服したのでカノンに今までは興味がなくてもこれからアタックをするんじゃないかとハラハラしています。

  • シリーズ9巻目は、バーチェブルーク家キルテのお膝元であるエピュテラでのお話。

    例のごとく、リリィ様は前回ですが、今回すっかり忘れてた王弟エリオが復活です。
    さすが、1巻でリリィ様とコンビを組んでたエリオ様。
    幽閉されていたところから、本に書かれていたことを実践して、せっせと穴を掘ってたようです(^^ゞ

    しかも、脱出した先では、ノーラの姉フローリカに捕まって、下僕扱い。最初は反発してますが、Mっ気があったのか、「このままでは骨の髄まで下僕になってしまう」とか言いながら、だんだん、フローリカの下僕でいることに納得してたりして、リリィ様が珍しくかすんでます。。。

    宝石市では、国家が絡む陰謀が巡らされてましたが、これはノトや犬たちの活躍により阻止。
    ノトを背中に背負ったカノンの「私のものでなくていい。君が何を見ていてもかまわない。だが、君がこの世界から失われることだけは耐えられない」と言う台詞は、ちょっと切ないです。

    前巻の最後で出てきていた、サリクと女神様のちらっと出てきましたが、時間はこっち方向の話になるんでしょうかね?

  • 失速することなく、面白いまま進んでいて安心。ただ、王道過ぎて展開が全て読めるというのも……うーん、どうなんだ……。安心して読めるという意味では、王道こそ正義だとは思うけど、少しくらい斜め上の方向に行ってくれないかな。
    まあ、今回に限って言えば、リリィがさほどウザくはなかったかな? さほど、というだけで、ウザイことに変わりはないが。
    このまま、次の展開を待っていようと思います。失速しないでね~。

    そして、相変わらず挿絵が残念。

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