- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094521658
作品紹介・あらすじ
突然、白河の屋敷からさらわれ、野宮で囚われの身となった詞子。なんと、武部卿宮の姫君の身代わりで、次の斎王として遠く伊勢に下ることになってしまったのだ。雅遠と詞子を引き離すための、何者かの陰謀なのか!?このまま2人は引き裂かれ、会えなくなってしまうのか!?目が離せない波乱の展開!再び詞子と雅遠に愛をささやきあう日々はやってくるのか?〜遠雷〜の続編。大人気シリーズ平安恋絵巻、感動の恋物語を贈ります。
感想・レビュー・書評
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二条中納言の企みで、詞子と淡路は、斎王の身代わりとして伊勢に送られようとしている。勿論、我らが雅遠が黙っているわけがない。行動力が素晴らしいのだが、雅遠の人柄で集まってきた仲間たちの助けをいっぱい受けて、無事に救い出すのだ。それも胸のすくやり方で。今回は、めでたしめでたしだが、あんまりハラハラさせないでよ。
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深山くのえさんの文章は、波長があっているのか、いつも一気読み。「遠雷」の後編で、詞子と淡路の誘拐劇の真相と解決編です。
雅遠が、多くの助けを得て、無事二人を救出したところで、思わず握りこぶしに力が入りました。そしてその後の詞子との日常が帰ってきたところでは、ついホロリとしてしまいました。
これから二人と二人を取り巻く皆さんがもっと幸せになっていく姿を読みたいと思います。 -
・ついにマイホームへお引っ越し詞子さんと雅遠様
・一悶着あったけど実は表紙ネタバレしてたんだな
・艶子さんがひたすらかわいそ愛おしい
・淡路さんと爽信さん結婚おめでとう
・早いよ!!!!!
・私は敦時さんの恋愛が読みたいんや -
落ち着くところに落ち着いて、よかったよかったって感じです。
艶子がどんどん愛しくなってくる・・・
幸せになって欲しいです。 -
雅遠カッコいい…!
二条中納言への対応がかこよすぎる
再会シーンが素敵v -
予想通りの展開だったがなんか時間がかかってたような…。
立ち回りは派手なはずなのにあまりアクションを感じなかった。
脇役のくっつくぞと思ってたカプもくっついたし、今までいろいろあった分穏やかな生活の中での事件みたいな方向にいくといいなぁ〜九ノ宮にも幸せになってもらいたい、自業自得かもだけど。艶子ちゃんにも。しかしあの姫は改心するかな。
伊勢の斎宮の起源をしりたくなった