桜嵐恋絵巻 ~夢咲くころ~ (小学館ルルル文庫 み 1-17)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521740

感想・レビュー・書評

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  • 詞子×雅遠、淡路×信常、葛葉×保名、艶子×利雅...主人公、脇役とみんな幸せになってよかったです。
    そして遂に、宮様にも...宮様についてはこの先が気になる。

  • 9つの恋物語を収録した短編番外編集。
    恋が始まったばかりの詞子と雅遠のちょっぴりドキドキのエピソードや、詞子に一途に仕えてきた女房・葛葉の恋、そして平安の色男・敦時が出会った本物(?)の恋。
    艶子と利雅のその後や、年を重ねた詞子と雅遠が叶えた幸せで穏やかな日々など、ファン必見の一冊。

    大団円で終わった桜嵐恋絵巻の短編集。
    短い話は本当に短い。詞子と雅遠は本編同様たいへん仲睦まじくて良かったけど、今回はどちらかというと脇役たちの恋模様が描かれているのが嬉しかった。
    葛葉と保名は本当にじれったいなと思っていただけに、葛葉の爆弾発言にはこっちも衝撃を受けた。告白とかプロポーズとかぶっ飛ばしてすでに結婚してるつもりだったとか、ある意味一番大胆だよ葛葉。
    あと恋多き敦時さんが、今までにないタイプの白菊さんといい感じになったのが微笑ましい。意外性あるほうがこういう場合はトキメいちゃうもんだよね。
    艶子と利雅も初々しいながらに進展があって良かった。すっかり兄、姉と仲良くなってる二人が実に喜ばしい。しかし兄弟姉妹で結婚とはすごいなぁ。
    最後はちょっと未来の一幕で、本当に皆円満になっててすごいハッピーエンド感だった。終わっちゃって少し寂しい。

  • これで本当に終わっちゃうんだぁ…と思うと、とても淋しい。

    主人公組以外のカップリングも魅力的な組み合わせが多いので、もっと掘り下げた話が読みたかったなぁ。
    特に、宮と白菊。艶子と利雅の話は、“一冊書いても良いんじゃない?”と思えるほど気になる!!

    が、これ以上は刊行されないだろうから、大正時代が舞台だと言う次回作に期待しましょう^^

  • 後日談中心の9つの短編集。

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