いちひめものがたり~姫の初恋~ (小学館ルルル文庫 と 1-2)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521818

作品紹介・あらすじ

お市の方の恋物語。戦乱の中、父親が亡くなり、遠縁の信長の元に義理の妹として引き取られるお市。父の死を乗り越え、いつしか近くで支えてくれた信長に淡い恋心を抱き始める。しかしそこは戦国の世の中、信長の手駒として、有力武将の元へ嫁ぐという運命を背負っているお市。そんなある日、お市は1人の青年に出会うのだが…戦国の恋を艶やかに描く歴史浪漫。

感想・レビュー・書評

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  • 全体的に面白かったけど、信長のキャラ設定が受け入れがたかったです。そんなに冷静沈着紳士的なイメージはなかったので。

  • 2011/03/06完讀

  • 今年の大河ドラマの江姫の母であるお市の方と浅井長政、織田信長のお話です。この話では、織田信長とお市は義理の兄妹として書かれています。

    私のイメージとしては、お市の方は男勝りな美人っていう感じだったですが、このお話では結構儚げな感じがしました。

    信長も怖いイメージはありますが、義理の妹への気持ちに悩む姿は印象的です。あのとき、お市を受け入れていたら、長政とくっつくこともなく、話は変わっていたと思うと、確かに信長としては、長政に横からかっさらわれた感がありますよね。

    違和感を感じたのは、長政とお市の出会いのシーン。
    信長の城にやすやすと忍び込み、あまつさえ、お市の方の部屋に泊まったり、朝ご飯食べたりとか、絶対にばれないはずがないと思うし、お市を連れて、下町に出かけて戻って来て、一夜を共に・・・。ありえないしー。

    作り話といっちゃーそれまでなんだけど、実在の人物をモデルにしていると、気になっちゃいました。登場人物の名前とか地名とかが架空の方がよかったんではって。

    史実では、長政は信長に攻め滅ぼされて、お市はいったん信長の元に戻ったあと、最後は柴田勝家に嫁いで死んじゃうんですけど、このお話では、茶々が生まれて幸せなところで終わってます。
    ここで終わってよかったかもって思いました。

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