ご主人様はご機嫌ななめ (ルルル文庫)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 107
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521993

作品紹介・あらすじ

三か月以内に借金が返せなかったら金貸しの後妻!?借金返済のため、パミーナは高賃金だが三日と人が続かない"悪魔の屋敷"で働くことに。しかし、屋敷の主・美貌の天才博士クルトは、一筋縄ではいかない人間不信の変わり者で!?「泣いて逃げ出すまでいびり抜いてやる!」と辞めさせる気満々のクルトとの勝負を受けて立ったパミーナ!なのに、いきなり甘い言葉を囁かれ、ときめいてしまい!?人生を賭けた恋と勝負の行方は。

感想・レビュー・書評

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  • 久々に面白かったです。
    借金の形にエロおやじの後妻に収まるのが嫌で、3ヶ月以内に金貨30枚を稼ぐため、通常「悪魔の屋敷」という、ゴミ屋敷ではたらくことになったパミーナ。

    変わり者で毒舌な主人のクルトに無理難題言われるけど、不屈の精神で、それをこなし、逆にやり遂げたあとのクルトの驚く顔を見たいと、それ以上のものを突きつけて・・・っていう、軽快な二人のやり取りがおもしろ方です。

    特に、押してもダメならひいてみろって「太陽と北風」作戦でパミーナに優しくし、自分に惚れさせてダメージUPを計ったクルトが、ミイラ取りがミイラになって、パミーナへの気持ちに悶々として、自分の観察眼がどうのと言い訳してるところは、にんまりどころです。

    また、後半、元婚約者のコスタが現れて、パミーナが屋敷を出るところあたりは、久々に胸がキューンとなりました。

    宇津田さんは、全シリーズの「レディマリアーヌ」が不本意なラストで終わってしまったので、これを買うのはちょっと迷ったけど、買ってよかったなって思います。
    でも、これは読み切りみたいなんで、あっちはあっちで続けてほしかったなぁ。

  • かーわいい! 偏屈で意固地なアロイスと気が強くて有能なパミーナの丁々発止なやりとりがすごく楽しい。でも後半、元許婚が現れてからのアロイスときたら……! 弟大事のおにーちゃんが神様に懺悔するくらい馬鹿だ。うん、まったくね。

  • 残念なほど、ひねりなし。

  • シリーズ1作目

  • 借金を3ヶ月以内に返さないと、金貸し屋の後妻に!

    キャラがすごすぎる…ものすごい立ってます。
    ヒーローとの掛け合いがすごすぎますし
    金貰っても、これは逃げたいかも、です。
    むしろ掃除無理無理!!

    展開は王道かと。
    ストーリーも、まぁそうなるだろうなな展開。
    しかしその本筋をうっかり忘れそうになる言い合い…というか
    掛け合い? 意地の張り合い?

    お兄さんにも笑いましたが、元婚約者も金に関してはすごいです。
    いっそ、金貸しと結婚してしまえば、望む生活が
    できるのではないでしょうか? という状態。

    しかし、彼は一体何属性なのでしょう?
    俺様ツンデレ?

  • 前作の打ち切りみたいな終わり方に絶望して買うか迷ったんですが・・・
    結果、にやにや、そして胸キュンでめっちゃ良かったです。
    王道展開なんですけど、そこが良い。
    この巻で区切りよく終わっているので、続きを買うか迷う。
    読みたいけど、前作みたいな事になるくらいなら読みたくないっw
    [追記]調べてみたら、どうやら主人公が違うみたいだ!

  • 気難しいクルトと働き者のパミーナ、割りとお約束なカップリング。そして話の流れもお約束通り。意外性は無いけど安心して読める…が、ちょっと物足りないか。クルトにもう少しデレが欲しかったかもしれない。

  • こ れ は や ば い。
    読みながら萌え転がりました。読後感も良く、幸せです。

    正直、タイトルとかあらすじを読む分じゃ、そこまで面白いとは想像してませんでした。でも評価が良かったので何となく購入したんですが…クリティカルヒットです。

    美女と野獣的な王道を貫きつつ、良いツンデレを見せてもらいました。ニヤニヤ。

    主人公のパミーナも根性あって好感もてるし、感情移入してラスト付近とか、ちょびっと涙出ちゃいました。シンデレラ的なサクセスストーリーが熱いです。
    イラストも合っててピッタリでした。

    あと何気にお兄さんのアロイスがいいキャラしてます。ナイスアシスト。

  • 負けず嫌いの女の子と偏屈ご主人様のラブバトル。ニヤニヤものでした。

  • キュンッキュンしました。
    購入のきっかけは何となく暇つぶしになればいいかなー程度だったのですが…選んでよかったです。
    読み終わってから転がりまわりました。

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