ロクサナと麗しの花婿たち (小学館ルルル文庫 み 2-2)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522020

作品紹介・あらすじ

ロクサナは、メフルダート女王国の王女。しかし、14歳までその事実を隠され他の国で生きてきていた。急に連れ戻され、女王国のしきたりを教え込まれるが、ありえないぐらいの「女権国家」で、とまどうことばかり。一番馴染めないのは、王女が花婿候補達に囲まれハーレム状態で暮らすこと。この中から、たった1人の花婿を選ばなくてはならないのだが…究極の逆ハーレムに目が離せない。

感想・レビュー・書評

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  • ロクサナ可愛いしツンデレヒーローは良いものですなあ!!!

  • 究極のハーレムとありますが…、あんまりラブラブはしてなかったです(^-^;
    主人公のロクサナが、どんどん変態チックな発言をするのが面白かったかな。

  • ある日14年間父親だと思っていた人からの衝撃な一言。
    「実はな、お前は儂と王妃の娘ではないのだ」
    母国のメフルダート女王国に連れ戻されてしまう。
    男女が逆転した世界にクラクラしぱなっしの王女ロクサナは婿を選ぶために行われる「奉納闘武」で集まった花婿候補たちに毎日追われて大忙し。
    そんな中ただ一人だけ、女らしく(メフルダートで。普通で言う男らしく)ロクサナに冷たい花婿候補アズハルに出会う。
    アズハルに冷たくされるたびドキドキしてしまう変態(?)なロクサナと最初は賞金目的で「奉納闘武」が終わったら国を出て行こうと決めていたがまっすぐな彼女に惹かれ始めた(無自覚)アズハルの恋の物語です。

    ロクサナが国を変えようと強くなっていく姿も好印象です☆

  • 他国で育った王女ロクサナは自国の強力な女権国家にとまどうばかり。その上16歳になると男だらけの後宮で暮らし、花婿を選ばなければならず……。


    男子はしとやかに女子は強くという正反対な国での物語です。
    とにかくロクサナに同情してしまいました。これは確かにつらい!
    ファルジーンがこの後どうなったかが個人的には気になります。

  • 14歳まで普通の国で過ごしてきたロクサナが生まれ故郷のメフルダート女王国に戻ってきたんですけど、この国の男女逆転が微妙でした。よしながふみの「大奥」も男女逆転ですけど、あっちはそれほど違和感を感じなかったのが、戦士や騎士で筋骨ムキムキなのが女性で、なよなよときれいでキーキーうるさいのが男らしいって・・・。

    そんななか、ロクサナが惹かれたのが普通の男のアズハル。まあ14歳まで普通の国で生きてきたら、それが普通の恋愛観だと思います。

    女王国ではダメ王女だったロクサナが、王女の立場に自覚して、アズハルを夫とすることができますけど、できたら、結婚したそのあともちょこっと書いておいて欲しかったかなぁ。あのハンダーンが作った法をなくして、男性の地位が向上したとか・・・。
    終わり方がちょっと残念でした。

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