巫女姫様と千年の恋 (小学館ルルル文庫 あ 3-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522112

作品紹介・あらすじ

50年に一度、下界に住む高貴な家柄の娘の中から、占いによって巫女姫が選出され、神域といわれる香玉山で育てられる。その巫女姫は、伝説によれば黒竜大聖に嫁ぐことになっているのだ。嫁ぐ日を夢見ていた巫女姫・愛春燕。しかし、それはただの伝説だと言われショックを受ける。そのとき、雲の間から、黒竜大聖が降りてきて…。葵木あんねが描く天上の恋。壮大なスケールで描く天界ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 教育が偏っていたせいだろうけど、春燕があまりにお馬鹿さんでさすがに酷い。
    基本人の話を聞かないし、そのため自分の事しか考えられずにあまりに子供過ぎる。
    後半白鷹目線になると状況が可哀想だから大変なようにも思うけど、春燕の本質は変わってないから駄目な子のままだし。成長して欲しかったな。

  • 16になれば、天界より迎えが来て花嫁となる。
    その時を夢見て待っていたというのに
    実はそれはただの伝説といわれ…。

    という現実を突きつけられ、泣いていたらばお迎えが。
    これが天界でいいですか、と聞きたくなるような会話。
    自分が関わり合いがなければ、楽しいですが。
    最後までこの乗りでいくのかと思いましたが
    一応そうでもなく…。

    すれ違いというか一途というかなんというか…。
    ある意味、人の悪意にさらされていないからこそ、な
    反応の巫女姫。
    出立する前に、がっしり言われていた意味が
    非常によく分かりました。
    確かにこれは…年上の人達からみたら
    確実にはらはらします。

    ツンツンがうっかり正面から見てしまい
    己を悔いてデレてみる。
    相手がこれでよかったですね、というほどな
    いいわけと誤魔化し。
    これ、一体いつになったら気がつかれるのでしょう?
    むしろ、女官…過去に何かあったのでしょうか?

  • 安定の葵木クオリティ。最近この人のんはどれ読んでも同じに思えてきた。

  • つっこめばオモシロイエピソードになりそうなものだが、
    あくまでもラブにおさえるところがある意味、編集者の心意気か???

  • 春燕がひたすら無邪気に白鷹大好きっていう安定感のもと、自問自答で反省を繰り返し堅物で頑な白鷹が軟化していって、そういうアレコレを春燕がふんわり受け止める展開が美味しかったです。生真面目キャラがデレるのも悪くないですわ。

  • 50年に1度、天界に住むといわれている黒龍大聖に嫁ぐ巫女姫が選出される。その巫女姫に選ばれた春燕(しゅんえん)は幼い頃から、黒龍大聖に憧れ、嫁ぐ日を夢見ていた。しかし、その伝説はただの言い伝えだと言われ落ち込む春燕の元へ本当に黒龍大聖が迎えにきて―――。

    葵木あんねさんの作品はかなり好きなんです。もうキュンキュンさせてくれるくれる・・・。

    今回の主人公・春燕は箱入りで育てられたせいか、かなりの天然で、そして一途です。その一途さとか純真さに黒龍大聖である白鷹(はくよう)もコロリとやられてしまったんでしょうね。
    白鷹もかっこいいんですよ。最初はホントにツンツンしてるんですけど、もうラストらへんはデレまくりでww
    ほかのキャラクターたちもいい味出してます。九正とかすごいですよ。あんな美形なのにww
    ストーリーもサクサク読めます。テンポいいですね。今月、新刊が出るので今から楽しみです。

  • どっかで見たような設定だなぁと思ったら「天の花嫁」と同じ世界観でした。

    50年に一度、天の黒竜大聖の花嫁になるべく、神域で16年間育てられた公主の春燕。最初にヤロー共の沐浴をのぞいていたり、ベタベタさわりもくりってところで、白鷹でなくてもひいちゃいました。ほんとに公主?

    堅物の白鷹がだんだん春燕に惹かれていくのは分かりますけど、後半のはじけっぷりには驚きです。流景や九正のことを言えないくらい、ベタベタしまくりのところは、ちょっとニンマリしちゃいますけど、変わるのが遅い。残りページが少なすぎ。

    もうちょっと早めにラブラブモードに行ってから、何か事件に巻き込まれた方が面白かったように思いました。あと、流景と鈴歌もくっついたら面白かったかなぁ。

    私的にはこの世界観のお話はイマイチなので、次は違う世界観のお話が読みたいです。最初の中華っぽいの。(コバルトの方とかぶるから、ダメかなぁ。)

  • ひたすら甘々。しかし天然具合な女の子に振り回される男の図は嫌いじゃない。安心設計で読める一品でした。

  • “○○の華燭”の頃が好きでしたが....
    “天の花嫁”で「あれ?」と思った方は更にガッカリすると思います。


    いくら隔離されていたために世間知らずだとしても、男達の沐浴(裸身)をジッと見るだの、一緒に沐浴したいだの....

    ドン引きしました。


    デビュー当時の良さは何処へやらという感じで、本当にガッカリでした。

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