封殺鬼 クダンノ如シ (中) (小学館ルルル文庫 し 2-11)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 114
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522211

作品紹介・あらすじ

帝華女学院に潜む闇。その鍵を握ると思われる穂積妙子が、ついに桐子たちの前に姿を現した。しかし普通の少女にしか見えない彼女は、自分がなぜ魔性と呼ばれるのかを知らないという。桐子と清香が学院内で調査を続ける一方で、学院の外では弓生と聖が動いていた。それぞれが得た情報を重ねあわせた時、隠れていた真実が見えてくる-。桐子と清香、そして妙子の恋心にも要注目な第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 鬼二人の存在感が薄すぎる件w
    昔に比べて、戦闘シーンが激減しているからかなあ。
    桐子編?は、バトルよりも彼女の人物と、志郎との関係を描くことに重きを置いているし。

  • 迦具也さんが男の方だったなんて…!!
    ていうか妙子ちゃん、かわ、かわわ

  • 命短し恋せよ乙女、朱き唇褪せぬ間に!

    封殺鬼シリーズとは思えぬ甘酸っぱさに床を転げ回る勢いで悶絶しました。いや、普通の少女小説に比べたら甘さかなり控えめな部類のはずなんだが……これがレーベル力ということか。普通の少女小説慣れしていない輩にはもうたまりませんでした桐子さま!

  • 穂積妙子との対面を果たすが、妙子は気の弱そうなただの少女にしか見えない。彼女の正体はいったい…。

    次で明らかになると思いつつも、次で終わってしまうことが寂しい。桐子と史郎のやりとりは可愛いけど、昔から封殺鬼を読んでいる身としてはもう少し聖と弓生の活躍が見たいなぁと。過保護な鬼二人も微笑ましくて好きですけども!

  • 女学院に潜む闇、穂積妙子が、ついに桐子たちの前に姿を現した。自分がなぜ魔性と呼ばれるのかを知らないと言い……。

    女学院いい!
    迦具也が二十歳の兄ちゃんっぽいところが見られて、なんだかギャップに萌えました。でも清香との仲を応援しています!
    最後の桐子の男はろくでなし、あの状況では激しく同感してしまいました。

    あと封殺鬼も一冊しかないなんて!
    読みたいような読みたくないような気分です。

  • 進展があったようななかったようなカンジ。
    妙子と接触できたものの、感じる悪寒と実際の妙子との差に、彼女が一体何なのか特定できない桐子。
    そんな中、迦具也とは「友達」を超えてとんでもないことになっちゃいまして。
    まー、桐子の心は決まってるしね!!ある意味純愛・・・。
    どう決着がつくのかな?
    相変わらず過保護な鬼の使役たちが◎

  • 8月10日読了。図書館。

  • 大阪弁の鬼が出とるということで上司が貸してくれました。上中巻。陰陽師とか異形のものとかの話。戦時の日本が舞台。
    シリーズの途中なので、人間関係を把握するまで手こずりました。一旦入り込むと、どうなるどうなる?と読まずにはいられない。下巻早く出てください。
    中学生女子、特に文系女子に受けそうな感じ。扱ってる内容はそんなにチャラチャラしてないし、歴史も絡んでるのでいいかもしれない。

  • 迦具也の事情ってそれか!
    そして起きる五・一五事件。続きはいつ?

  • 文庫帯に「少女たちの恋心が交差する」という煽り文句があり、「ああ、そういうレーベルだったよね・・・」と、すみません、笑ってしまいました。
    ま、確かに恋愛ものです。封殺鬼シリーズにしては。
    桐子さんはかわいいですが、もっと鬼たちの活躍場面がみたーい!!と思って下巻に期待します。

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著者プロフィール

大阪生まれ。『出てこい!ユーレイ三兄弟(ブラザーズ)』でデビュー。ファンタジーとホラーのジャンルで活躍。「封殺鬼」シリーズ 、「カラクリ荘の異人たち」シリーズ、「九十九字ふしぎ屋 商い中」シリーズ、「あやかし同心」シリーズほか、著書多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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