親愛なる花盗人へ恋の罠を (小学館ルルル文庫 う 1-17 ご主人様なシリーズ)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 68
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522235

作品紹介・あらすじ

「私のこと、好きになって下さいっ!」ある理由から、花盗人と呼ばれる宮廷一のプレイボーイ・アロイスを篭絡することになったフリーダ姫。外見だけはアロイス好みの大人びて遊び慣れした美女に見えるものの、その中身は泣き虫で純情な少女。そんなフリーダのあまりに危なっかしい誘惑に、本気の恋をしないはずのアロイスも次第に調子を崩されて!?蕾の姫君と華麗なる花盗人の、ままならぬ恋の行方は!?大団円の王道ラブコメディ。

感想・レビュー・書評

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  • 今までのカップル勢揃いだった。シリーズ最終巻なのか。

  • ご主人様シリーズで手にとった二作目。
    と思ったら、どうやら最終作品のよう。

    麗しのよりは良かったけど、
    ほかのも読みたいかと言われれば微妙…。

    主人公が騎士団の隊長なんてやっているのに
    まったく活かされることなく。。。

    悪くもないけど、もう少し丁寧に書いて
    頂ければ、面白さがUPするような印象。

    兄の性悪感とかももう少し掘り下げたほうが
    おもしろいように思うし、
    せっかく今までのキャラを登場させるのであれば、
    アロイスのこれまでを友情を通して
    見せても面白いのではないか。

    只二作読んで、いまいちヒットしなかったので、
    この作者さんの作品はもう選ばないかもしれない。

  • このシリーズの中で一番好きでした。完結に相応しい内容だったと思います。いやー甘かった!終盤の甘い台詞攻撃には実に胸焼けしました!素晴らしい!
    宇津田先生の次回作も楽しみに待ってます。

  • 凛々しく美しい高嶺の花として国民に知られているフリーダ姫。けれど本当の彼女は泣き虫で人と話すことも苦手な純情な女の子。そんな彼女はある日、兄から『花盗人として有名なプレイボーイ・アロイスを籠絡せよ』という命令を下されて・・・。

    前巻にも登場したフリーダが今回の主人公。そして、相手はあの花盗人アロイス!!とうとう彼が登場しましたね。最終巻に相応しい内容だったと思います。今までのシリーズに登場したキャラクター達も勢揃いですし。

    恋心さえも知らなかった”ひよこ”なフリーダが恋を自覚し、純真な想いでアロイスにぶつかっていきます。そんな彼女から目がそらせないアロイス。今まで本気の恋をしてきたことがなかったアロイスが初めて本当の恋を知ります。甘いセリフが飛び交っていましたねwwラストのあたりとか王道で良かったです。

    宇津田さん、次回作も期待しています。

  • 「ご主人様なシリーズ」の最後は、最初っからいい脇役だった、花盗人のアロイスと前巻の主人公、ティアナのお友だちとなったフリーダ姫です。

    兄の太子ディートリヒから、アロイスを籠絡した上でこっぴどくふるという特命を受けたフリーダ姫が、がんばってアロイスを誘惑?しようとしますけど、恋愛初心者で真面目なフリーダが一生懸命なのが、かわいいです。

    アロイスもさすがにフリーダの罠にははまりませんでしたけど、ほっとけない感じで、構っているのを見る限り、妹への扱いじゃないよなぁと。

    そんな二人の仲が進まない(アロイスの自覚が足りない?)のを見てか、ディートリヒの最後の追い込みはすごいです。さすが腹黒兄。フリーダには当て馬グスタフを与えてアロイスから身をひかせ、アロイスには急に素っ気なくなったフリーダを見せて、もやもやさせて、最後にはアロイスからフリーダへ求婚させる。かなりの策士です。

    ところどころにアロイスの心情も書かれていて、やっぱり男性側の心情もあると、よりいいですよね。
    このシリーズはなかなか面白かったです。

  • やべぇよ、フリーダ可愛すぎるよ!!! アロイスがまんまとディートリヒの思う壺とフリーダに嵌まってく様子が、面白すぎるわ。ご主人様シリーズはこれで完結らしいけど、ディートリヒのもやって欲しいと密かに思ったり。まぁ、その前に買ってなかった此れの一作前を電書で読むか。

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