織姫と地獄の帝王 (小学館ルルル文庫 あ 3-5)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 74
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522358

作品紹介・あらすじ

天帝の孫娘・朱蓮は、父親が人間であるために天女としては半人前扱い。離宮に幽閉されて、ただ機を織るだけの日々。唯一の友は、黒い虎の霊獣・夜来だけ。だがある日、天宮に呼び出され、婚礼が決まったと宣言される。相手は奈落大帝、地獄の王だ。毛むくじゃらの大男を想像して、泣く泣く血の池地獄を渡る朱蓮だったが、待っていたのは…!?意地っぱり天女と朴念仁魔王の天界ラブコメ・ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 天界とか地獄とかなファンタジーはさておき、朱蓮の花婿抱き枕(ワンボイス再生機能付き)とか、飛閃の筆プレイとか、変態趣味的な設定の割に、飛閃の天然っぷりでほのぼの新婚ラブな纏まり。朱蓮の高飛車に全くこたえない飛閃の惚れっぷりは良かったんだけど、天帝が何故に飛閃を朱蓮の相手に選んだのかがはっきりわからなかったのがちょっと気になった。飛閃の両親のくだりから考えると、まず却下な嫁ぎ先なきがするんだけどな~。

  • 天界ではなく地獄が舞台という設定が面白かったです。
    ヒロインが勝ち気すぎ&抱き枕が少々イタかったので、☆−1で4になりました。

    ヒーローがヘタレで虎の姿に変幻自在、最後は立場が逆転したようにヒロインを翻弄する様子は大変美味しかったです。
    表紙のヒーローに惹かれて購入したので満足です。

  • 天帝の孫娘の朱蓮が地獄の王に嫁ぐ話。結婚から始まる恋物語で、主人公がだんだんと旦那に惹かれていく話。
    葵木さんの天界シリーズは全部読破済ですけれど、今回の主人公は意地っ張りにも程があるような(笑)夜来の前では素直な公主様なのにww相手役の地獄の王様・飛閃は朱蓮に最初っからベタぼれだしね・・・。天から落ちてきた布のあまりの素晴らしさに一目惚れってどうなんだろう(笑)そんなんありかぃ?wwまぁ飛閃があそこまでベタぼれだから朱蓮が少々意地っ張りでも大丈夫なのかなぁ(^_^.)
    でも天界シリーズでは最初の天の花嫁が一番好きだ。

  • ヒロインが好きじゃない。正直馬鹿じゃないのと思う部分も何か所かあったし、人にきつい態度を取っておいて素直になれない性格だからみたいな理由でさらっと流されてる展開も気に入らない。それで許されると思ってる?それ、相手の好意にあぐらかいてるだけだよね?とか思う。
    悪いところばっかりな娘というわけじゃないですけど、五百年も生きてる割には浅慮だなと呆れた。まあ神様からしたら子供みたいなもんなんだろうけど。他人との接触が多くなかっただろうことを考えても、ちょっと子供っぽすぎるかな。
    とにかく一番気に入らなかったのは、自分の態度に対する反省があまり見られなかったところ。他人にきつい態度取る人好きじゃないんで。嫌いなタイプのヒロインだからあたりがきつくなっていることは認めるが、読みながら苛々して溜まった鬱屈を吐き出したい。ヒーローはちょっと好みだっただけに非常に残念。

  • 天界設定ものだったので、ちょっと苦手?ではありましたけど、いつもの初夜流れ→すれ違い→ラブラブは健在で、今回の天帝ものはOKでした。
    初夜の流れ方はいつもと違って、ちょっとあぶない飛閃で、初夜から筆はないっしょって、ちょっと思いました。

    地獄の帝王ってことで、地獄の描写も多いのですが、あんなに地獄ってあるんだっていうのと、飛閃のプレゼントの趣味の悪さはちょっと引き気味です。もうちょっと予想と違うきれいな地獄でもよかったかなって思います。

    あと、朱蓮と飛閃の側にいる麗花と奏雪がちょっと癖のある感じだったんで、二人をくっつけるために何かしてくれるかと期待したんですが、取り出した媚薬も全く出てこなくて、ちょっとがっかり。もうちょっと強引にやってくれてもよかったなぁ。

    天界ものもいいんですけど、普通の中華ものが読みたいなあ。

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