マーメイドロマンティカ (小学館ルルル文庫 た 2-1)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 36
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522365

作品紹介・あらすじ

ティナは北の海に住まう人魚一族の王家の末姫。近年、人魚の卵が孵らないことが多いのに胸を痛めていた。ある夜、「聖域」として人間を遠ざけてきた海域に船が現れたという報を受け、ティナが対処に向かう。人間に関わることを掟で禁じられているにもかかわらず、船から落ちた青年を助けてしまうティナ。だが、青年が携わる「事業」が人魚の卵の孵化を脅かしているのだとわかり…!?恋と冒険の幕が今、開く。

感想・レビュー・書評

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  • 最近、あんまりルルル文庫で興味あるジャンルが少なくなってきたかもって思いますが、これもちょっと積読気味でした。
    読み始めると、読みやすくて軽く読んじゃったけど、ちょっとあっさりしすぎてたかも。

    ティナが人魚一族の未来を守るために人間の世界に行くんですけど、えらくあっさりクラウスに出会えたのはまあよしとして、クラウスがちょっと聞き分けよすぎだったかなって思いました。もうちょっと反対してもよかったかも。

    アルベルトも完全な悪役じゃないし、ティナの父とかも不思議なちゃちゃを入れてる感じで、なんか中途半端な感じがしました。
    お話としては悪くはなかったんですけど、全体に浅い感じでしょうか。

  • 人魚姫モチーフなファンタジーもの。人魚姫なところのティナのヴィジュアルがショートカットでボーイッシュなところがイマイチしっくり来ない。泥油=人魚の死骸って、やっぱ石油のそれから来てる発想なんだろうけど、原料がファンタジーでしっくり来ない。クラウスが予想以上に聞く耳持ったキャラで手応え薄くてしっくり来ない(笑) そして。ティナのパパさん、なにがしたかったのか。ハリボテなラスボス感、パねぇ。

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