- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094522525
作品紹介・あらすじ
姫怪盗×腹黒王子! 運命のラブ・バトル!
地味姫と呼ばれるフローラ王女の裏の顔、それは華麗に世を騒がす美貌の大怪盗シュバルツ! そのシュバルツへ大胆に宣戦布告をしてきた青年が、なんと隣国の王子としてフローラ姫の前に現れた! もしかして正体がバレてる!? 意味ありげに口説いてくる王子クレメンスに、必死に地味姫を演じるフローラだったが……気づけば王子の花嫁最有力候補に? 腹黒王子の仕掛ける恋の罠に、姫怪盗の運命は!? トキメキのラブバトル!
感想・レビュー・書評
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地味姫、と呼ばれる努力をしている王女は
実は世間を騒がす大怪盗。
そんな彼女に宣戦布告をしてきた男が一人。
出来レースに、本人のみが知らずに走らされてる状態です。
当然読み手も周囲の人間、に入っているので
あらまぁ斜め上な考えw と笑えます。
本人、かなり必死ではありますが。
メインが彼との絡みやら心の傾きやら、なので
親族やら、彼の父親やらが企んでいる事の面倒が
これっぽっちも出てきません。
よって、どこにもどろどろはなし。
少々勘違いがあるぐらい、で終了。
安心な恋愛もの、という感じでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ルルル痒くで転がる作品。
フローラの裏の顔を知っている彼と、知られたくない彼女との駆け引きの前半と、彼に惹かれてしまった可愛いトキメキ乙女な後半。
彼の言葉は、自分に向けられたものではないと、思い込む彼女にキュンしつつ、空回りする彼に笑う。
空回りな大人カップルの言葉は、妙にリアル。
楽しかった
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この作品の前に読んだ『精霊王の契約者』が良かったので、気になって手に取りました。
宇津田さんの話はまだ2作しか読んでいませんが、読み切り(1巻完結)のお話を書かれるのがとても上手な印象。
既に巻数が出てるシリーズものだと、どうしても買うのを躊躇する私としては、1巻もので飽きずに最後まで楽しめる作品というのは嬉しいです。
ねぎしょうこさんがイラストの本は、すっごく久しぶり。相変わらずキレイで惚れ惚れしながら楽しみました。 -
徹底してフローラを口説きまくる天然気障王子のクレメンスが、実際は徐々にフローラに本気で惚れてくっていうプロセスが良かったですな。そして、脇でのアドルフさんとマリアの攻防戦?これも美味しかったです。御馳走様でした。