旦那さまはお狐さま~白狐繚乱恋吹雪~ (小学館ルルル文庫 た 2-4)

著者 :
  • 小学館
3.44
  • (2)
  • (5)
  • (7)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522709

作品紹介・あらすじ

お天気雨のち恋晴れ、月夜に狐と祝言!?

おっとり、のんきなお人好しの小春は高校一年生。早くも進路希望書なんぞが配られて悩んでいたある日、お天気雨の降る中で進む花嫁行列を見かける。お天気雨は狐の嫁入りとも呼ばれる…なんてことを考えていたら、花嫁・紅尾にまじないをかけられて、何故か入れ替わって祝言の席に着いていた!?
結婚相手は銀髪の美青年・青月で、小春はうっかりときめくが、実は妖狐の化身で水森神社の御先稲荷だという。霊力の強い紅尾を花嫁に迎えて神社の再興を目指すはずが、わがままな紅尾は小春と入れ替わって女子高生ライフを満喫している…
家にも帰るに帰れないので、仕方なしに「偽者の花嫁」を務めることになった小春だったが…!?
秋にぴったりのファンタジック・ラブロマンス!!

【編集担当からのおすすめ情報】
狐の美青年と狸の美少年、ふたりに挟まれるヒロインの奮闘が見物です!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 狐の嫁入りを見てしまった小春は、身代わり花嫁をすることに。
    小春のふりをして高校生活を楽しむ紅尾の我が儘に困りつつも、青月に協力する素直な小春。
    しかし、青月霊力の少ない花婿の妖狐・青月は、霊力の強い花嫁・紅尾に狢(狸)から社を守ってもらう必要があったが、たとえ姿が紅尾でも中身が人間の身代わりの小春では…

    話は、王道でありがちだが、ねぎししょうこ様の絵と、苦悩する青月の朴念仁ぶりが、私的には壺にハマってしまった作品。
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3376.html

  • この作家さんの話は初めて読みました。
    設定というかヒーローが「神様はじめました」の彼とよく似てます(笑)同じように神使だし。読み始めた時はどうかな?と思いましたがそのうち気にならなくなりました。情景描写も上手いこと挟んでくるし、物語もテンポよく進んでいくのでサクサク読めました。でもあと一押し欲しい感じ。ここではこう来て欲しい!ってシーンがあったのですがそこはすんなり過ぎてしまったので。何だかんだ言って青月って優しいし、紳士ですよね(笑)たまに意地悪ですけど。
    主人公の小春も最初は頼りない感じでしたが、だんだんと意見も言えるようになり、青月を助けようと頑張る姿には好感が持てました。紅尾も紅尾なりに考えがあっての行動だったので、途中から腹は立たなくなりました(笑)序盤はなんて自分勝手な女王様なんだ!って思ってましたww
    ねぎしさんのイラストも綺麗で良かったです。

  • タヌキってよく見ると怖いですよね…。
    でもかわいいタヌキしか思い浮べられなくて、話中では敵の恐ろしさがあんまり実感できなかったり。
    話はさらっと気味で、つまらなくもないけど、あと一押し欲しい感じ。

    主人公がしっかり考えて行動する、とてもいい子でした。
    個人的には、こういう話では毒があるくらいが好みかも。

  • すっごく面白かったです!
    久し振りにクリティカルヒットした作品でした!

    ヒーローが狐の神使という事で某『神様はじめました』が重なりましたが、ねぎしきょうこ氏の美男美女の美麗なイラスト効果もあり、偶然の出会いから狐の花嫁の身代わりになってしまった平凡な女子高生の物語に引き込まれてしまいました。
    前向きで一生懸命なヒロインに惹かれていく寡黙で不器用なヒーローも良かった!
    ラストでは無事に両想いになった2人ですが、初々しい恋人同士の触れ合いを見たいので是非続編を希望します!

全6件中 1 - 6件を表示

珠城みうの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×