浪漫邸へようこそ (小学館ルルル文庫 み 1-23)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 156
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094522884

作品紹介・あらすじ

下宿は子爵邸、家主はお嬢様!大正ロマン!

大正初期。ある事情から、十六歳で家を背負うことになった貧乏子爵家の長女、紗子(すずこ)。偶然、危ないところを助けてくれた帝大生、伊織(いおり)との出会いをきっかけに、紗子は子爵邸で秘密の下宿屋を始めることになる。早速集まったのは、帝大生と画家と本屋、それに作家と写真屋というなんとも個性的な人々で!? ワケあり子爵家ではじまった、賑やかで優しい同居生活とほのかな恋。美しく密やかに、乙女の恋は花開く――大正ロマン譚開幕!

感想・レビュー・書評

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  • いきなりドキドキ〜

  • 読んだことない作家さんで、思いっきり表紙買い。
    主人公は清楚な、おとなしいけど自分の考えをしっかり持ったお嬢様ということで、わたし好み。
    ただ、ストーリーはちょっと地味だったような気がする。
    登場人物の紹介といった感じで、もしこれで終わりならちょっと物足りない。
    続きに期待。

  • ・伊織さん紳士や・・・
    ・普段は穏やかなイケメンの嫉妬最高か?あ??
    ・相変わらずダメ親父に定評のある深山先生ワールド
    ・伊織さんも思ったより早くから紗子さんにベタ惚れだったんじゃないですかーーーーやだーーーー!!!!(感謝)

  • 良い意味での王道展開。穏やかに進んでいく感じが好きです。

  • 大正浪漫感は今のところ薄いですが、目が合うだけで息の詰まるような、奥ゆかしい恋は素敵。

  • 10代の方、重たい話が苦手という方は合うんじゃないでしょうか。キャラが多いので続いたら面白くなっていくんじゃないでしょうか。もっと掘り下げられる人たちばかりなのでそこは期待です。

  • 深山作品のヒロインは今回も幸薄だと思ったら、本を手にしたとたんに口がムフムフしてしまう
    二人の出会いと、子爵邸が下宿となり人が集まってくるまでの物語の序章なので、取り立てて素晴らしいストーリーとはいえない。今後の展開次第。
    あぁでも、この二人が、恥ずかしげに見つめ合う緊張感の描写だけで、ご飯三杯いけるッ!
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4207.html

  • 初めて読む作者さんのお話でしたが、楽しく読了。他の作品も気になるところではあるけれど、この作品の続きが出ないかなあと期待。

  • 深山くのえさんの新作ということで、はずれはないだろうと買ってみました。「乙女なでしこ恋手帖」と同じ大正時代のお話です。

    貧乏子爵家のお嬢様の紗子が父親の残した借金の返済のために質屋を訪れ、たまたま居合わせた帝大生の伊織と出会います。

    借金は返済できたけど、今後の生活のために下宿屋を始め、個性的な人たちが住まい、不思議な縁でなんだか楽しい感じがしました。

    伊織が自分の従兄の光也に下宿を紹介したくなかったというのは、紗子が光也を好きになったら嫌だって思ったからですよね。紗子の好みとは違ったみたいで、伊織の懸念は払拭ですけど、ちょっと伊織がかわいいかもって思っちゃいました。

    気持ちは伝えてないけど、すでに両思いになってそうな伊織と紗子。これは続いて欲しいなぁって思います。
    (たぶん、性根の悪い祖母とか父とかが出てきて、ひっかきまわしてくれそうですけど)

  • 読後感良。続くのかな?下宿の面々も個性豊かだからそれだけでも話ができそうだけどね。お父さんやお祖母さんが戻ってきたらそれはそれで一悶着ありそうだ。

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