- 小学館 (2023年11月20日発売)
本棚登録 : 83人
感想 : 4件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784094531602
作品紹介・あらすじ
俺はこの夏、小学生を猫として飼う。
どこにでもいる男子高校生・夏目幸路は、この夏休み、小学五年生の女の子を「猫として」飼っている。
ーーなぜ?
それは、当の小学五年生女子(※ネコミミコスプレ中)である雪見文香が〈未来のニュースを視る〉能力を発現していて……その予知によれば、俺の家で「飼い猫」としてふるまわないと、夏休みの終わりに連続殺人犯に殺されてしまうからだ。
トラウマサヴァン、過去の痛みと引き換えに能力を得てしまった少女たち。雪見の能力は本物で、だから俺は小学生女子をペットとしてちゃんとかわいがる。
もちろん、ずっとそうもしてられない。
雪見の死の運命を打ち破り、俺が警察に通報されて社会的に死んじゃいそうなこの状態から脱出するためには、かつて「能力」を発現させ、連続殺人犯から逃れたツンチョロ発情火炎美少女・京野月子とともに、巷を騒がせる『真夏の小学生チョコレート連続殺人事件』を解決するしかない。
だが、調査を続ける俺たちの前には次々とややこしい事件が飛び込んできてーー猫の目のように変わる状況の中で、俺たちが生き残れるルートはあるのか? 夏の終わりに待つ死を回避するために猫になった予知能力少女と駆ける、サマー×ラブ×サスペンス。
【編集担当からのおすすめ情報】
『このライトノベルがすごい!2023』総合新作3位『わたし、二番目の彼女でいいから。』の西条陽が放つ、常識を超えた青春異能サスペンス!
次々と発生する事件に翻弄されながら、異能少女たちが巻き起こす「少女事案」を目撃せよ!
みんなの感想まとめ
異能を持つ少女たちと男子高校生の奇妙な夏の物語が展開されます。主人公は、小学五年生の女の子を「猫」として飼うというユニークな設定の中で、彼女の予知能力を活かしながら連続殺人事件に立ち向かいます。ラブコ...
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
西条陽による「少女事案」の第1巻。トラウマサヴァンという異能が存在する世界で、高校生の夏目幸路が同級生の京野月子や「猫として」飼われる小学生の雪見文香とのひと夏のお話。表紙やタイトル、ちょくちょく挿入されるエロシーンが強烈ですが、想像以上にミステリしており、ラブコメ×サスペンスというのも納得できました。全体的にはラブコメ比重が高いです。ノリと勢いのおかげでテンポも良く、途中でダレることなく最後まで楽しめました。続巻があるということで、次巻は違うようですが、いつか白瀬由美とのエピソードも描かれるんだろうか。
-
男子高校生が「小五女子を猫として飼う」という尖りすぎる設定を、西先生ならとことん活かしてくれるだろうという期待感を胸に読み進めることになりましたが、本作品はそんな背徳的ニッチな設定に留まりません。シリアスなミステリであるとともに、青春ものであり、異能バトルが描かれるファンタジーであり、そしてほんのり(?)エロティシズム風味漂う官能描写というエンターテインメント小説のクリティカル要素満載なもので、予想以上に手に汗握る展開を楽しめました。そして、三者三様のヒロインたち可愛いですね。第2巻も楽しみにしています。
-
西条陽劇場炸裂!!って感じで楽しませてもらいました。
著者プロフィール
西条陽の作品
