たかが従姉妹との恋。 (3) (ガガガ文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 小学館 (2024年2月19日発売)
4.00
  • (4)
  • (2)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (294ページ) / ISBN・EAN: 9784094531718

作品紹介・あらすじ

不純な恋に溺れる幹隆に、訪れる修羅場。

高校生としての初めての夏休み。
凪夏と付き合い始めた幹隆は、カラダを使って幹隆の心を繋ぎ止めようとする凪夏と、会うたびにカラオケ店で、マンガ喫茶で、非常階段でひたすらに性行為に耽る、乱れた日々を送っていた。
一方の眞耶は、幹隆と一度だけキスを交わした時のことを、繰り返し日記に書き綴っていた。幹隆への想いを整理するために。

そんなある日の真辺家での夕食後のこと。
流南が思わず口を滑らしたことがきっかけに、以前のお泊まり会で寝ている幹隆にキスをした犯人が伊緒であったことが、いとこ全員に知れ渡ってしまう。
おまけに眞耶とあやねえも幹隆と一度はキスをしていることが全員に暴露され、その場は微妙な空気に。

「彼氏とうまくいっていないの」

幹隆にキスした理由をそう語る伊緒。
彼女は最近できた彼氏との仲が上手くいっておらず、憂鬱な気分に当てられて、つい幹隆にキスをしてしまったと言う。
そして翌日、伊緒はこれから彼氏と別れ話をしに行くのに、「近くまでついてきて欲しい」と幹隆に頼む。
戸惑いながらも承諾する幹隆だったが、このあと震えるほどに凄惨な修羅場が自分の身に降りかかることを、この時の彼は知る由もなかった……。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 従姉妹との恋物語の完結編。帯に書かれているように、まさに「修羅場に次ぐ修羅場」な第3巻でした。前巻終盤から次回は荒れるだろうなと思っていましたが、ここまでとは。まず冒頭から凪夏によって調教されている幹隆の姿に滑稽を通り越して悲哀を感じ、でも振り返ると幹隆を繋ぎ止めようと凪夏も必死だったのだろう。そう思うとこちらにも悲哀を感じてしまいます。絢音の行動によって恋愛観が歪められてしまった幹隆には同情を禁じ得ませんが、そんな彼が、その後真っ当に『従姉妹との恋』を成就できたことには、一読者としても救われた思いがしました。心が大いに揺さぶられた名作です。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1992(平成4)年生まれ。三重県津市出身。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。第22回スニーカー大賞・特別賞を受賞し、デビュー。将棋アマチュア二段。

「2023年 『シュレディンガーの容疑者 学者警部・葵野数則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中西鼎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×