切支丹時代 殉教と棄教の歴史 (小学館ライブラリー)

  • 小学館 (1992年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (268ページ) / ISBN・EAN: 9784094600209

みんなの感想まとめ

テーマは、日本人の信仰や文化に対する深い考察であり、特に隠れキリシタンに対する著者の思いが伝わってきます。作品を通じて、細川ガラシャや支倉常長の歴史的な背景が描かれ、彼らの信仰とその影響を知ることがで...

感想・レビュー・書評

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  • 引用、221ページ「日本人の信仰について」
    「私がここで汎神的な自然や、特殊な美的感覚を日本人の神と名づける時、あるいは奇異に感ずる読者がいられるかもしれない。しかし汎神的な自然や美的感覚は福田恆存氏や加藤周一氏も指摘しているように、我々日本人の人生や生活や社会道徳にまでも影響してきた以上、それは西洋人の考える神の代用を我々の場合に行ってきたのである。そして私は現代の日本人の心にも、こうしたものが最後には支配してくるように思われる。
    私が今、考えたいのはこうした日本人の汎神的自然や美的感覚が現代の複雑な悪に抗することができるかということだ。現代の倫理として耐えうるかという問題だ。」(初出、1958年6月10日、読売新聞)

  • 『沈黙』の核心を少しでも読み取れるように、遠藤周作の隠れキリシタンに対する思いを深く知る必要があると思い読みました。

    細川ガラシャと支倉常長に関しての記述は興味深かったです。

  • 図書館有

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著者プロフィール

1923年東京に生まれる。母・郁は音楽家。12歳でカトリックの洗礼を受ける。慶應義塾大学仏文科卒。50~53年戦後最初のフランスへの留学生となる。55年「白い人」で芥川賞を、58年『海と毒薬』で毎日出版文化賞を、66年『沈黙』で谷崎潤一郎賞受賞。『沈黙』は、海外翻訳も多数。79年『キリストの誕生』で読売文学賞を、80年『侍』で野間文芸賞を受賞。著書多数。


「2016年 『『沈黙』をめぐる短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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