西鶴諸国ばなし: 現代語訳・西鶴 (小学館ライブラリー 31)

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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094600315

感想・レビュー・書評

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  • 約300年前の作品。今でいうショートショートを集めた作品だった。タイトルの語呂も話の展開のテンポ、語調も良くて、読みやすかった。古さを全く感じなかった。

  • 西鶴諸国ばなしは『全国の不思議な話を集めた物』と冒頭に書かれているが、その実は中国の伝奇物語や全国各地で集めた妖怪話を、西鶴がアレンジした物だとされている。
    感覚としては日本昔話のような短編が詰まった短編集。

    ※最後まで読んだあと、最初の方で西鶴が言っていた「人間こそがばけもの」という意味について考えると面白いかも知れない。

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著者プロフィール

(1642~1693) 江戸前期の浮世草子・浄瑠璃作者・俳人。本名は平山藤五。「好色一代男」「好色五人女」「武家義理物語」「日本永代蔵」「世間胸算用」「本朝二十不孝」「西鶴置土産」など。

「2019年 『男色大鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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