- Amazon.co.jp ・本 (457ページ)
- / ISBN・EAN: 9784094610079
感想・レビュー・書評
-
構成は永原慶二氏『日本の歴史 戦国の動乱』のほうがよい。結構著者の主観が入っている文体になっている。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
(1999.02.20読了)(1998.08.10購入)
出版社からのコメント
足利幕府の衰退とともに音をたてて崩れていく階級社会…。天皇や将軍、大名から庶民まで、激動する下克上の時代の人々は何を考え、何を心の糧としていたのか?
☆大系日本の歴史(既読)
「大系日本の歴史(1) 日本人の誕生」佐原真著、小学館ライブラリー、1992.08.20
「大系日本の歴史(2) 古墳の時代」和田萃著、小学館ライブラリー、1992.08.20
「大系日本の歴史(3) 古代国家の歩み」吉田孝著、小学館ライブラリー、1992.10.20
「大系日本の歴史(4) 王朝の社会」棚橋光男著、小学館ライブラリー、1992.10.20
「大系日本の歴史(5) 鎌倉と京」五味文彦著、小学館ライブラリー、1992.12.20
「大系日本の歴史(6) 内乱と民衆の世紀」永原慶二著、小学館ライブラリー、1992.12.20 -
永原氏の次は弟子の登場。
正直を言うと、この人の文章はわかりにくいと思っている。その先入観があったか、あまり・・・という部分もあった。気を利かせた題名(例えば「コミューンの世紀」)が正直言うと、鼻につくところがあった。
家永遵嗣氏の研究はこの著作の後なので、その点でもこの本は多少、注意して読む必要はある。講談社の久留島典子氏や本郷恵子氏など、これよりあとの著作よりはわかりやすく、丁寧に書いてあると思う。
この時代を書くのは江戸を書くのと同様、難しいんだと思う。