立川談志を聴け (小学館文庫プレジデントセレクト)

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  • 小学館
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本棚登録 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094700176

作品紹介・あらすじ

立川談志はこんなにも素敵な落語家だった!

昭和五十年代、料理評論家以前に落語評論家として活躍していた著者は、談志の「文七元結」に衝撃を受ける。
金をやろうかやるまいか逡巡する長兵衛に江戸っぽさを超えた人間そのものの姿を見たからだ。その驚きを当時連載の朝日新聞「寄席だより」に書いたことがきっかけで談志と会う機会を得た。
「談志師匠は(中略)楽屋で畳に座っていた。僕が立って入っていくと、畳に頭をすりつるようにしてお辞儀をしたんですよね。僕は、それでいっぺんに好きになってしまいました。こんなにお辞儀の丁寧な落語家がいるのかと思って」。

談志をこよなく愛してきた著者が語る天才噺家の凄さと魅力。

【編集担当からのおすすめ情報】
著者の山本益博氏は、今では料理評論家として有名ですが、50代以上の世代にとってはむしろ落語評論家とし知られた存在です。
大学の卒業論文として、5代目古今亭志ん生とともに昭和の名人のひとりと称された桂文楽(8代目)について書いた『桂文楽の世界』はそのまま商業出版され当時話題となりました。

20代後半から著者は朝日新聞の夕刊に「寄席だより」という連載コラムを持ち、特に頻繁に落語を聴きに寄席やホールに通っていたのが昭和50年から54年で、そのころ大学ノートに「落語はどんどん新しくなってゆく」というタイトルをつけて、落語家ごとに詳細なメモをとっていました。それはあくまでも新聞や雑誌の記事や口演記録を書くための下書きのためのものでしたが、それ故に、一般的な速記本や録音には収録されずじまいの、客と落語家のやり取りなども克明に記録されています。とりわけ「立川談志」ノートには、定席の寄席でしばしばおこるヤジに対しての談志の反応が一々記されています。そしてそれは人間・談志師匠を知るためのヒントでもあります。
本書ではその貴重なノートを第3章に収録しました。

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