- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784095041711
感想・レビュー・書評
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日常目にするが正式な名称を知らないモノは
数限りなくあります。
そんな時、オノマトペが豊かな日本語では、
そのモノが発する「音」が名称として定着す
ることが多いです。
正式名称はカプセルトイですが、あのコイン
を入れてハンドルを回す「アレ」は、「ガチ
ャガチャ」とか「ガチャポン」などと呼ばれ
たりしていますよね。
緩衝材に使われる「プチプチ」もその一つで
す。
そのような本当の名称を知ることができる一
冊です。
さらに素晴らしいのは、巻末に索引が掲載さ
れていて「何となくこう呼ばれているよな」
という名称から正しい名前を調べることがで
きます。
これはネットよりもすごいことかもしれない
です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なじ■たとえば「!?」の記号の名称は「ダブルだれ」
というように、えっ、これ名前ついてたの!?というものや、そうそうこれ気になってたんスよ!!というものの名称まで、色々幅広く収録されてて大変タメになりました。 -
存在する全ての物には正式名称がある…ということが分かる一冊。
普段、指示代名詞や擬音語を名前に代用している品々が多い人間には、本当に「目から鱗」になること請け合い。
雑学書と言えど侮るなかれ。 -
この本は、ふだん目にしている「アレ」の名前がたくさん書いてある本です。
あんなものにこんな名前が!…とハッとします。
僕自身、この本に出会うまでは
「灰皿のタバコを置くくぼみ」を「煙草休め」と呼ぶことも
「パーカーのフード部分に付いているひも」を「ドローストリング」と呼ぶことも
「ナポレオンがかぶっている帽子」を「ビコーン」と呼ぶことも知りませんでした。
読んだ後、日常会話の中で知り合いに「この名前知ってる?」と自慢したくなるはず。