昭和文学全集 野上彌生子 宮本百合子 林芙美子 平林たい子 壷井栄 他1人 (第8巻)

  • 小学館 (1988年8月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (1100ページ) / ISBN・EAN: 9784095680088

作品紹介・あらすじ

●野上彌生子 秀吉と利休/明月/笛/巣箱/夏目漱石/バウム・クーヘンの話 ●宮本百合子 二つの庭/杉垣/風知草/冬を越す蕾/歌声よ、おこれ―新日本文学会の由来― ●林芙美子 放浪記 第一部/風琴と魚の町/晩菊/浮雲 ●平林たい子 嘲る/盲中国兵/鬼子母神/こういう女/地底の歌/秘密 ●壺井 栄 二十四の瞳 ●幸田 文 流れる/黒い裾

感想・レビュー・書評

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  • 壺井榮を読むために古書を購入

  • 林芙美子の『放浪記』を読む為に手に取った。お金を貯めては西へ東へ、バーへ喫茶店へ人形のセロファン張りへ、貧乏な生活の中でいろんな人と出会いながら放浪する話。同年代のこの女性作家が貧乏のどん底でそれでも文章を書こうとする彼女の日記を、興味と共感を含めつつ読んだ。

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著者プロフィール

宮本 百合子(みやもと・ゆりこ):1899年、東京生まれ。小説家。日本女子大学中退。旧姓・中條。1916年、坪内逍遥の推薦で「貧しき人々の群」を発表。18年、父と共に渡米。19年、NYでペルシャ語を研究していた荒木茂と結婚。24年に離婚ののち、28年に荒木との結婚生活を描いた『伸子』を刊行。27年に湯浅芳子とともにロシアへ渡り、帰国後、日本プロレタリア作家同盟に参加。32年、宮本顕治と結婚。以降、執筆禁止令や投獄に屈することなく作品を発表。著作に『播州平野』『風知草』『道標』ほか多数。

「2025年 『伸子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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