- Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
- / ISBN・EAN: 9784096221020
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
遺跡や文字から読み解く古代社会の実像。
[ 目次 ]
第1章 「王」「大王」から「天皇」、「倭」から「日本」
第2章 米作国家の始まり
第3章 古代人は自然とどのように向き合っていたか
第4章 資源を活用して特産物を生み出す
第5章 海の道・川の道を見つめ直す
第6章 東アジア交流の原点“文字”
第7章 今に生きる地域社会
第8章 辺境世界は古代国家の理想像か
第9章 古代から中世へのターニング・ポイント
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現在もなお発掘され新発見が続いている日本最古の文字の遺産。
それを解読するとこによって見えてくる当時の日本。
「日本」「天皇」の称号を決める際に中国を大いに意識していたこと。
各地で発掘された行政書類から、その書き方や文字の習得の程度を分析し、律令制度が地方にどの程度浸透していたか。
等々、今回も興味深い内容だった。
飢饉や悪天候等に備え、24種類もの稲を時期をずらしながら作っていたり。
今より優れた農業政策やんか。