日本の原像 (全集 日本の歴史 2)

著者 :
  • 小学館
3.48
  • (6)
  • (13)
  • (20)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 169
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096221020

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [ 内容 ]
    遺跡や文字から読み解く古代社会の実像。

    [ 目次 ]
    第1章 「王」「大王」から「天皇」、「倭」から「日本」
    第2章 米作国家の始まり
    第3章 古代人は自然とどのように向き合っていたか
    第4章 資源を活用して特産物を生み出す
    第5章 海の道・川の道を見つめ直す
    第6章 東アジア交流の原点“文字”
    第7章 今に生きる地域社会
    第8章 辺境世界は古代国家の理想像か
    第9章 古代から中世へのターニング・ポイント

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 現在もなお発掘され新発見が続いている日本最古の文字の遺産。
    それを解読するとこによって見えてくる当時の日本。

    「日本」「天皇」の称号を決める際に中国を大いに意識していたこと。
    各地で発掘された行政書類から、その書き方や文字の習得の程度を分析し、律令制度が地方にどの程度浸透していたか。
    等々、今回も興味深い内容だった。

    飢饉や悪天候等に備え、24種類もの稲を時期をずらしながら作っていたり。
    今より優れた農業政策やんか。

著者プロフィール

1943年、山梨県生まれ。1965年、山梨大学学芸学部卒業、1990年文学博士(東京大学)。国立歴史民俗博物館館長・山梨県立博物館館長を経て、現在、人間文化研究機構機構長、国立歴史民俗博物館名誉教授。 ※2020年2月現在
【主要編著書】『漆紙文書の研究』(吉川弘文館、1989年)、『墨書土器の研究』(吉川弘文館、2000年)、『古代地方木簡の研究』(吉川弘文館、2003年)、『全集日本の歴史2 日本の原像』(小学館、2008年)

「2020年 『交通・情報となりわい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

平川南の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×