躍動する中世 (全集 日本の歴史 第5巻)

  • 小学館 (2008年4月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (402ページ) / ISBN・EAN: 9784096221051

作品紹介・あらすじ

中世とはどういう時代だったのか。政治・社会・文化の新たな枠組みが構築され、武家政権が誕生し、新たな宗教活動が活発化し、今に伝わる祭りが発生する。そして権力者だけではなく多くの人々が歴史の舞台に登場し、その人々が列島を縦横無尽に駆けめぐり、各地に地域社会が形成されていく。そんな、沸騰するエネルギーに満ちた躍動感あふれる時代を、平安時代後期の院政期から応仁の乱までを中心に、政治・社会・宗教・芸能・文学など、多彩な視点で描く。歌に込められた中世びとの思い。絵巻に描かれたいきいきとした表情。発掘成果からうかがえる都市や湊の栄枯盛衰。豊富な史料から、中世の実像が鮮やかに浮かび上がってくる。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

中世の日本における多様な文化と社会の変遷を、政治、宗教、芸能、文学といった視点から深く掘り下げています。特に、京の町の祭りや神事を通じて、当時の人々の生活や思いが色鮮やかに描かれ、歴史の舞台での人々の...

感想・レビュー・書評

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  • この巻は、日本中世の文化・経済・政治・宗教などをどう発達したかを解説されています。

  • 一部参照

  • 五味先生の中世史総括本。政治の仕組みとしての談合の役割、特に評定から寄り合いへの政治の型の変化を見ていると、昨日までの民主党内閣の成立を見ているよう。それでも、自民党のように官僚制度の外側でインナー(談合仲間程度の意味です)を形成し、党・政府分離型の意思決定をした自民党に対し、(小沢氏を除いて)内閣内にほぼ一元的なインナーを形成することに成功した民主党。まるで今回の政権交代が、院政の行き詰まりと鎌倉幕府による政権転覆による解決を見えてくるから不思議なものだ。
    ただ、やはり新しい視点に注目した本である以上、通史的なものと共に読む本、といった感じもある。早く「京・鎌倉の王権」を読むべきか。

  • イエの形成、神仏の興隆、武士の台頭、地方役人の繁栄。
    公家社会から武家社会へ。
    政治が変えたというより、市井の人々を巻き込んだうねりが内側から社会を変えて行ったって感じなのかな。
    歴史の教科書的内容は次巻でどーぞ。

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著者プロフィール

1946年生まれ。東京大学・放送大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)。専門は日本中世史。著書『院政期社会の研究』(山川出版社)、『吾妻鏡の方法』(吉川弘文館)、『中世のことばと絵』(中公新書)、『絵巻で読む中世』(ちくま学芸文庫)、『書物の中世史』(みすず書房)など。

「2019年 『中世史講義 院政期から戦国時代まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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