日本社会再考―海からみた列島文化

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  • 小学館
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096262078

作品紹介・あらすじ

「百姓=農民」という思い込みは根深い。なぜ、海民社会、海からの視点が切り捨てられてきたのか。海は境界ではなく、人や物、文化を運ぶ道である。農業、陸路中心で語られてきた歴史の「常識」を問い直し、日本社会の実像を浮き彫りにする。

感想・レビュー・書評

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  • 網野善彦さんの本は、千と千尋やもののけ姫とあわせて読みたくなります。
    読むともののけ姫はより楽しめます。

  • 海にまつわる膨大な資料に現れる”海人”、”網人”・・・という表記を見ていると、11世紀前後に南西諸島以南を”鬼界ヶ島”と認識しているのに、同時期の「小右記」に現れる”奄美島”(p96/p212)を現在の奄美と認識するのに大きな疑問がわいてきます。
    また、”十四世紀までの西日本の社会に広くみられる女性の公的な地位への「進出」”を”卑弥呼のような女性の首長を積極的に認める社会的な背景、伝統が生きていた、と推測”する部分も、奄美のウナリ神信仰に繋がるような気がしました。
    急ぎ足で読みましたが、「日本論の視座」(同著)も一緒にもう一度読み直す必要があるようです。

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